2015.03.08 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
0
0
0
0
R
H
3
7
3
7

広報レポート<勝たなければいけない>

4回裏、三塁打を放つハーミッダ選手

「勝たなければいけない」試合終了後、開口一番指揮官がこう発しました。結果よりも内容が求められるオープン戦ではありますが、勝負にこだわる栗山監督の思いが伝わる一言でした。初勝利こそ持ち越しとなりましたが、開幕に向けて前進している手ごたえを感じたに違いありません。

開幕ローテーション入りを明言されている先発メンドーサ選手は、6回を投げ3失点(自責は1)とクオリティースタート(6回以上投げて3自責点以下)を記録しました。打たれたヒットもボテボテの当たりが内野安打になるなど、結果以上の投球内容でした。2番手の藤岡選手は2回を投げ打者6人に対して17球という少ない球数で完ぺきに打ち取り、中継ぎとしての開幕1軍入りをアピールしました。続く3番手の鍵谷選手は実践登板5試合目でいまだに打たれたヒットは0と抜群の安定感を示しています。3投手の好投は栗山監督にとってプラス材料になったに違いありません。

打つほうでは新外国人ハーミッダ選手が適時三塁打を放ち存在感を発揮しました。「変なバウンドをしたから三塁を狙った」と打球判断をして三塁までの全力疾走。一死三塁で迎えた続く飯山選手は前進守備の間を抜ける適時打を放ちます。好走塁が貴重な同点タイムリーの足がかりを作りました。常に全力で戦うファイターズスタイルを体現できる助っ人の存在は頼もしい限りです。

ファイターズはオープン戦6試合を戦い勝ち星なし。明後日からは関東遠征となります。また、中田選手は侍ジャパンに合流のため一時チームを離れます。必然的にスターティングオーダーも組み変わるので、鎌ケ谷の地できっかけをつかみオープン戦初勝利をつかみたいものです。

選手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ選手<6回 96球 打者27 安打7 三振4 四球1 失点3 自責点1>
「立ち上がりに点数を取られる結果となりましたが、それ以降はゴロアウトを重ね、変化球も全て試すことができたので良かったです。与えたフォアボールも一つで、芯で捉えられたヒットも3本ぐらいだったので、内容のあるピッチングとなりました。ツーシームも有効的だったので、今やってることを継続していきたいです。」

ハーミッダ選手(4回 右翼線2点適時三塁打 P・山口)
「どうしても点数が欲しい場面だったので、粘って打てたことは良かったと思います。結果スリーベースとなりましたが、まずは良いスイングができたことが収穫です。」

飯山選手(4回 同点中前適時打 P・山口)
「打ったのは外の真っ直ぐです。内野も前進していたのでストレート系のボールは積極的にいこうと思いました。ハーミッダに続き、チームが勢いづいてよかったです。」

栗山語録

栗山監督

Q.きょうの試合を振り返ると
「勝たなければいけない」

Q.4回はいい攻撃でした
「今年目指す形。ああいう形で点が入るというのはね。飯山のポジションは重要だし、無駄がさらになくなっているように感じる。ハーミッダもあれだけ走れるしね。ただ、いいところはあるんだけど、(試合全体で)気になるところが多すぎるんで」

Q.メンドーサ選手は6回3失点
「いろんな意図を感じるし、試してもいいんだけど、まずは勝つためにやらないといろいろ変わってしまう。残り9試合頑張ります」

Q.中継ぎ陣が好投
「藤岡はね、ホークスのときにウチが苦しんだ感じが戻っているよね。鍵谷もいい状態だし、前に進んでいる」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート