2015.03.12 THU
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広報レポート<見据えているもの>

4回裏、同点適時打を放つハーミッダ選手

6イニングを僅か67球で投げ終え、先発投手としての役割を果たした武田勝選手は初回の失点を悔やみます。初回はコントロールが定まらず2点の先制を許してしまいます。しかし、2回以降はテンポよいピッチングを披露します。持ち前のコントロールで各回を、9球、7球、5球、7球、10球と少ない球数でマリーンズ打線を封じ込めました。開幕ローテーション入りに向けて一歩前進したに違いありません。

「若返りの進むチームの中でベテランが活躍するのは非常にプラスになる」かつての開幕投手は登板後にこう発しました。昨シーズン、ローテーションを守った若い浦野選手、中村選手、上沢選手らからローテーションを奪い返す決意と同時に、彼らと同じだけのチャンスは与えられない、彼ら以上の結果を残さなければいけないという自覚を感じることができました。

しかし、背番号38の見据えているものは開幕ローテーション入りではありません。それはシーズンを通して戦う事です。オフの期間にはこれまであまり取り組んでいなかったウェイトトレーニングを積極的に取り入れ、自らの練習方法を見直す所からスタートしました。あくまでチームを優勝に導く、そのために1年間ローテーションを守り抜くという事に照準を合わせているのです。

また、何回を投げる予定だったのかという記者の質問に対しても「5、6回の予定でした。僕はもう5回でよかったんですけど。。。球数が少なかったのでもう1イニング行けって言われて行きました」といつもの冗談で笑いを誘う一幕もありました。武田勝選手の完全復活は近いかもしれません。

選手コメント

先発の武田勝投手

武田勝選手<6回 67球 打者24 安打6 三振1 四球2 失点・自責点2>
「初回は手探りな中コントロールが定まらず失点をしてしまいました。タイムリーを打たれたのはチェンジアップが中に入ってしまい、そこは反省点です。2回以降は石川(亮)がテンポよくリードしてくれたお陰で、悪いながらもストライクゾーンで勝負ができました。チームが若返りをする中でベテランが活躍するのはプラスになると思うので、まずはオープン戦で結果を出し続けていきたいです。」

ハーミッダ選手<5回 右前適時打 P・藤岡>
「打ったのは外のスライダーです。追い込まれていたのでコンパクトなバッティングでランナーを返す事を心がけていました。早い回で同点に追いついてよかったです。」

栗山語録

栗山監督

Q.最後に点数を取られて惜しい負け方をしました
「何度もいうように、野球の試合は勝つためにやっているし、勝てないのは発揮できていないだけ」

Q.武田勝投手が6回2失点と好投をみせました
「良い感じで立て直すことができた。勝らしさは出てきているね」

Q.ガラテ投手も前回に続いてナイスピッチングでした
「外国人枠の競争の兼ね合いもあるので、少し考えます」

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