2015.03.14 SAT
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広報レポート<前進あるのみ>

先発の上沢投手
2回表、ハーミッダ選手

大谷選手の好走塁で2回に先制点を挙げましたが、7回に同点本塁打と8回に適時打を浴び、オープン戦初の白星を飾ることはできませんでした。今日の試合も三者凡退の数は5回、6回の2イニングのみ。チーム安打は「10」を達しながらも得点は「2」。走者を塁に出しながらも得点圏でもう一本が出ない、厳しい戦いが強いられました。

栗山監督が「勝つためにやっている」と毎度言うように、それぞれが個々の課題を抱え、チームの勝利の為に戦い続けています。選手は毎試合、野球がうまくなりたい、という思いを持ってグラウンドに立っていることは間違いありません。

春季キャンプでは「野球が面白くない」と本来のピッチングが取り戻せず、もがき苦しんだ上沢投手も奮闘しているうちの一人です。前回の札幌ドームでの登板に続き、今日も6回1失点と好投をみせました。「力を抜いて投げることを意識しました。スピードは出てないんですけど、相手打者が差し込まれるような真っ直ぐを投げることができました」と振り返り、復調の兆しを見せる心強いコメントを残しました。

攻撃陣でも、オープン戦19打数1安打と苦戦しているレアード選手が猛打賞の活躍。開幕戦に向けて、それぞれの調整が続きます。連敗を喫しているファイターズ。長いトンネルから抜け出す日も近いことでしょう。結果に拘らず、着実に一歩ずつ前進し続けています。

選手コメント

二番手の瀬川投手

上沢選手<6回 70球 打者23 安打3 三振3 四球1 失点・自責点1>
「変化球も全球種試すことができましたし、真っ直ぐがそれなりに投げられるようになってきました。全体的にストライク先行でカウントを取れたことも良かったですし、なによりも無駄な力を入れずに少ない球数で投げ切れたことが今日一番の収穫となりました。」

瀬川選手(オープン戦初登板)
「緊張しました。でも、お客さんもたくさんいて、いい雰囲気の中で投げられたので、プロ野球選手になったんだなという実感がわきました。オープン戦は初めてだったので、持っているボールがどれだけ通用するかと思いながら投げました。ホームランは打たれましたけど、いいボールを投げることはできたと思います。」

栗山語録

栗山監督

Q.上沢選手が結果を残しました。
「良かったね。まだいっちゃいけないところに行くこともあるけど、精度というか、上沢らしさが出てきた。そういうところがベースにならないとピッチングにならないから」

Q.瀬川選手もオープン戦デビュー
「力強いボールを投げていた。十分手応えを感じている」

Q.レアード選手が猛打賞
「メニーメニーヒットお願いします、と言ってきた。それよりも全員打たさなさすぎ。そろそろ打ちましょう」

Q.勝ち星はまたお預け
「すいません。がんばります。ちゃんと自分たちがやることをやれば勝てる。できていないということ。打席でのアプローチとか、そういうことじゃない」

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