2015.03.18 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
0
1
0
6

広報レポート<平凡の積み重ねが非凡を生む>

9回裏、ホームに突入する杉谷選手

9回2死2塁、石川亮選手が弾き返した打球は二遊間を抜けセンターへ。2塁走者・杉谷選手が3塁ベースを回ってホームに滑り込みましたが、好返球に阻まれ惜しくもタッチアウト。スコアボードには両チーム「0」の数字が並びました。オープン戦3度目の引き分けとなりました。

開幕ローテーション残り4枠を賭けて熾烈な戦いが繰り広げられている投手陣。先発・浦野投手は3回をMAX148kmのストレートと得意のスライダーを駆使し、相手打者を1安打に抑えました。継投した谷元投手も「(開幕するまで)札幌ドームでの登板は最後だから、三者凡退で抑えることができたのは大きい」と語り、先発投手陣だけではなく、指揮官が信頼をおく自慢の中継ぎ陣も、期待に応える完ぺきの内容でカープ打線を封じました。

投手陣が「0」で抑えた要因には野手陣の守備のバックアップが大きく貢献しました。3塁・レアード選手が華麗なグラブ捌きを披露し、好捕を連発。負けじと1塁・西川選手も一塁線の打球を飛び込みナイスキャッチ。野手もポジション争いを目の前に必死にプレイをしています。白井コーチが掲げる2015年・守備陣の目標。「エラーを減らし、確実なプレーをすること。試合の流れを変えない為に当たり前のプレイを当たり前にこなす。一方、流れを変えるために併殺の数を増やすこと」今日は併殺の機会はありませんでしたが、まさに基本を忠実に教科書通りの内容となりました。

残すところは、打線の援護。パーフェクトに物事は進まないと重々に承知していますが、打者が打率10割を目指すように完ぺきを求めるのは当然なのかもしれません。「なにかを成し遂げる時は、うまくいかないことの方が多く、失敗はつきもの」と指揮官は言い続けます。開幕戦まで残り3試合。パズルのピースを1つずつ詰めていく作業は最終段階に入っていきます。

選手コメント

先発の浦野選手

浦野投手<3回 42球 打者10 安打1 三振2 失点・自責点0>
「今日に関してはとにかく結果を求めて投げました。良く腕が振れていたと思います。(変化球のキレが良かったかは)分かりませんが、指にかかった感覚は良かったです。あとは、高めに浮く甘い球がいくつかあったので、コントロールをもう少し修正できたらと思います。」

栗山語録

栗山監督

Q.まず、大谷選手の状況を
「ブルペン見て問題なかった。21日に投げて開幕に向かいます」

Q.オープン戦本拠地最終戦も引き分け
「なかなか勝てなくて申し訳ありません」

Q.投手陣が全体で1安打完封
「打たれてませんけど、いいところももちろんあるし、抑えても気になるところはある。これから精度を上げていきます。昨日、今日で(中継ぎ陣は)みんな投げてもらった。状態はいい」

Q.西川選手が猛打賞
「今年はアイツが引っ張っていかなきゃいけないところもある。キャンプからずっと状態がいいけど、もっと上げて(シーズンに)入って欲しい」

Q.オープン戦は残り3試合
「今週の5試合は開幕しているつもりでやってきた。この後も前に進んでいきます」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート