2015/03/21(土)第4回戦

巨人 vs 北海道日本ハム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  北海道日本ハムファイターズ 0 1 0 0 0 0 1 3 0 5 5 1
  読売ジャイアンツ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 4 1

13:30試合開始|東京ドーム
第4回戦 2勝2敗0分|快晴|観客数:39,793人

広報レポート〈仕上げ段階〉

先発の大谷投手

東京ドームでのビジター戦にも関わらず、試合前に先発バッテリーのアナウンスがされるとスタンドはどよめきました。開幕まで6日。カウントダウンがすでに始まっている中、オープン戦最終登板・先発としてマウンドに上がったのは大谷翔平。ここ最近、思ったような結果が出ず、前回の鎌ヶ谷での登板も4回5失点で降板。開幕前、待ったなしの最終調整となりました。

3イニングを投げて、珍しく奪三振はなかったものの今季最速157kmをマーク。真っ直ぐを中心に、100km前後の緩いカーブを織り交ぜ、相手打者を打ち取りました。徐々に調子を上げてきていることは間違いありません。オープン戦で数字として結果が出ていない理由も本人は把握しているはずです。試合後のインタビューでは「去年よりステップアップするには、最初からうまくいかないと思っている。途中で戻すこともできるけど、最終的にはそれより上を目指してやりたいと思っている。その上で今出来ることをやっていきたい」と冷静に自己分析をしていました。客観的に自分を見つめることができるからこそ、気持ちに余裕があるのかもしれません。開幕まで納得いく形を得るまで、もう少し試行錯誤が続きそうです。

打線では8回にレアード選手のオープン戦・第1号となるダメ押しの右越え2点本塁打を放ちました。外国人選手も4枠を賭け、それぞれが必死にアピールをしています。最終回に登板したクロッタ投手も連打を浴びたものの、後続をしっかり打ち取り0点で抑えました。短期間で日本野球への順応力を養い、開幕に向けて準備を進めます。

試合後には、ファイターズから大谷、クロッタ、レアード、ハーミッダの4選手と栗山監督がトモダチサポーターとして、デレク・ジーター氏と松井秀喜氏による「トモダチチャリティベースボールゲーム」に参加しました。東日本大震災の被災者を支援する慈善イベントとして、約300名の子供たちを対象に野球教室を実施。その後は、ジーター氏が率いる米国選抜チームと松井氏率いる東北3県の子供たちで構成された選抜チームが対戦。ファイターズの選手も両ベンチに加わり、当イベントを盛り上げました。大谷選手も「ジーターさん、松井さんと一緒にこういうイベントに参加できて感激しました」と振り返り、残り6日間を過ごしていく上で良い刺激を受けた様子でした。原点に戻り、毎日野球が出来る幸せを感じ、オープン戦残り1試合仕上げ段階に入ります。

選手コメント

7回表、勝ち越しのタイムリーを放つ中島卓選手

大谷選手〈3回 38球 打者10 安打1 三振0 四死球0 失点・自責点0〉
「開幕前、最後の登板というなかで、しっかり0点に抑えられたことは収穫となりました。中々調子があがらない状態でも、悪いなりにしっかりとできたことが良かったと思いますし、今日は右打者のインコースを投げきれたことがポイントだったと思います。今取り組んでいることを、もう少し調整して開幕に向けて準備をしていきたいです」

岡選手(2回 先制の左越えソロ本塁打 P・ポレダ)
「バッティング練習からセンター方向を意識して練習をしてたのが良かったですね。一打席目から思い切って振れましたし、思い通りのスイングができました。この後も必死にアピールしていきたいです」

中島卓選手(7回 勝ち越しの中前打 P・マイコラス)
「レアードがよく走ってくれましたね。ずっと打席の内容は悪くないので、一点欲しい場面でしっかりと打つことができてよかったです。」

吉川選手〈2回 打者8 安打0 三振2 四球2 失点・自責点0〉
「フォアボールはありながらも、ほとんどが思ったところにコントロールできました。球速は出ていなかったと思いますが、それでも差し込んだり、詰まらせたりできたのは良かった。指にしっかりかかるボールが増えてきた感覚はあるので、これからもっと増やしていければと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.大谷選手が3回無失点
「心配かけまくりなのは相変わらず。まあ、そういう子なんでしょう(苦笑)。いい方向に向かってくれれば。きょうは良くもなく悪くもなくというところ。あとは信じるしかないんでね」

Q.次は開幕戦
「思いっきりプレッシャーかかっているだろうし、それが開幕投手というもの。勝つということより、姿を見せろといってきたから」

Q.岡選手がアピール弾
「遅いし。どんだけ打たないんだよ(笑)。でも、とてつもなく飛んだね。苦しんでたから良かったなと」

Q.レアード選手も息を吹き返しました
「レアード自身が落ち着いてくれればいいよね」