2015.03.22 SUN
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広報レポート<準備完了>

4回表、ツーランホームランを放つレアード選手
二番手で登板の斎藤佑投手

ポテンヒットながら5回に貴重な適時打を放った陽選手は「準備完了ですね」と頬を緩めました。先発して4回4安打1失点のメンドーサ選手は「アイム・レディ(準備はできた)」と何度も繰り返しました。2月1日のキャンプインから、ちょうど50日。シーズン突入前最後の一戦で、選手たちは臨戦態勢が整ったことを高らかに宣言しました。

4回に均衡を破ったのはレアード選手でした。2死一塁の場面で特大アーチを左翼席へ叩き込みました。ニューヨーク・ヤンキース時代の“旧友”デレク・ジーター氏との再開を果たしてから、2試合連続での一発。オープン戦序盤は当たりが出なかった助っ人は、最高の状態で開幕を迎えられそうです。その直後には近藤選手が右翼席へオープン戦2号ソロ。「残り1試合なので、1打席を大事に打つことだけを意識した」。この日の試合の意味を理解して試合に臨み、結果を出して見せました。

投手陣もメンドーサ選手に続いて好投を披露。2番手で登板した斎藤佑選手は2イニングを6人で料理しました。最速145キロのストレートでバットをへし折る場面もあり、「100点満点ではないが、収穫のある内容」と満足げな表情。7回以降は宮西、鍵谷、増井選手がそれぞれ無失点に抑え、準備を整えました。

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これが2015年オープン戦15試合の試合結果です。9試合連続白星なしでスタートし、6試合連続黒星なしでのフィニッシュ。前半で課題を見つけ、後半で克服する。栗山監督は「オープン戦で課題をつぶしていく」と話し続けてきました。この15試合の展開は、しっかりと開幕へ向けての足場が固まったと確信できるものです。準備は完了。
3月27日、いざ開幕――。

選手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手<4回 52球 打者17 安打4 三振2 四球0 死球1 失点・自責点1>
「きょうは全球種試せたし、走者を置いた場面で投げることもできた。オープン戦の内容には満足していて、不安はまったくない。このままの状態をキープしてシーズンに入りたいね。公式戦に向けての準備はできたと感じているよ」

レアード選手(4回 先制の左越え2号2点本塁打 P・杉浦)
「ここ最近調子も上がってきているので、昨日に続いて良い形で結果が出ていると思います。自信にもつながりますし、打席ではシンプルに何も考えずに打つことだけを意識しています」

近藤選手(4回 右越え1号ソロ本塁打 P・杉浦)
「開幕まで残り1試合なので、1打席を大事に打つことだけを意識しています。調子は特別良いというわけではないのですが、良くない状態の中でうまく出来ているとは思います」

陽選手(5回 右前適時打 P・杉浦)
「オープン戦最後の打席、自分らしさがでたバッティングだったね。開幕に向けて準備完了です」

斎藤佑投手<2回 16球 打者6 安打0 三振0 四球0 失点・自責点0>
「次に向けて課題と良かったところが出た内容でした。先発とは違って、2イニングしかなかったのでベストボールを選び、ストライクゾーンの中で勝負することをテーマに投げ込みました。100点満点ではなかったんですけど、収穫のある内容となりました」

栗山語録

栗山監督

Q. 試合を振り返ってみて
「足りないところはいっぱいありますけど、今日に至るまでに我々ができることは手を打ったつもりです」

Q.斎藤佑投手の投球はどのようにうつりましたか
「中々オープン戦で投げさせてあげる機会がなかったからね。打たせて取ることが出来ていたし、落ち着きもあったよね。佑樹らしさが出たと思います」

Q.開幕ローテーションの発表はいつ頃になりそうですか
「そろそろ方向性を出さないといけない。開幕前半のイメージはあるけど、後半はまだ考えないといけない。ただ、開幕したところで、ローテーションが決定というわけではないのでね」

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