2015.03.28 SAT
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広報レポート<戦い抜く姿勢>

二番手の矢貫投手
7回裏、タイムリーツーベースを放つ岡選手

開幕戦から一夜が明け、第二戦・先発のマウンドに送られたのは武田勝投手。連日合わせて75,690人の観客が札幌ドームに駆けつけましたが、もう一歩及ばず、連勝を飾ることはできませんでした。2010年に14勝を挙げたベテラン左腕も思いもよらぬ誤算で4回途中で降板。自責点「4」が最後まで尾を引く結果となりました。

2回表、先頭打者を四球で塁に出すと、次の打者にも左前打を浴び、その後も暴投と適時打で2点を献上。4回も無死から連打を浴び、これ以上の失点は与えられないと判断した指揮官は致し方なく投手交代の采配。降板後もチームの反撃を信じ、ベンチに座る武田勝投手は「フォアボールから失点を許してしまったのが悪かったところ。そして、要所で抑えきれなかったのが反省点。次に向けて修正をしていくだけです」と申し訳なさそうに話をしました。

指揮官の采配は功を奏し、4回途中からマウンドに上がった矢貫投手はお見事のピッチング。3回2奪三振の内容で打者9人をピシャリと抑えました。7回裏には札幌市出身のルーキー・瀬川投手がプロ初マウンドへ。「先頭打者への入りはよかったですし、ヒットを打たれるのも仕方ない。だけど、その後にずるずるいってしまったのは勿体無かったです。早い時期に投げられたのはいい経験になりました」と落ち着いた様子で振り返ると同時に“デビュー”への喜びも感じていました。

どんな状況でも、やるべきことをやるというファイターズの姿勢は変わりません。毎試合、全力でプレイすることを貫くだけです。明日は急きょ、新外国人助っ人・ガラテ投手が先発。予測してなかった発表に皆が驚きましたが、ハングリー精神を持つガラテ投手は期待に応えてくれるはずです。開幕カード勝ち越しの白星をチームに与えてくれることでしょう。

先発投手コメント

先発の武田勝投手

武田勝投手
<3回0/3 61球 打者17 安打6 三振2 四球2 失点・自責点4>

「フォアボールから失点を許してしまったのが悪かったところ。そして、要所で抑えきれなかったのが反省点。次に向けて修正をしていくだけです」

栗山語録

栗山監督

Q.きょうの試合を振り返ると
「勝ちたかったです」

Q.武田勝選手が4回途中で降板
「マサル自身が一番納得していないと思う。キャンプからずっと良かったしね。初回にいい形で入れていたから、悔しかっただろう」

Q.中継ぎ陣が試合を作りました
「そのあと全員でね。点差を詰めていけばチャンスはあったわけだから」

Q.瀬川選手がプロ初登板
「左打者が嫌がる感じのボールはある。イメージ通り。一軍で使えると」

Q.岡選手が初打席で適時打
「苦しんでいるのも分かっている。がむしゃらにやって、この一本で岡らしさが出てくれれば」

Q.明日に向けて
「まだ野手で出ていない選手がいるけど、これで全員やれるはず。ひとつひとつしっかりやれるように。負けたことを活かせるように頑張ります」

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