2015.04.01 WED
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広報レポート<打球に乗せた想い>

2回表、3ランを放った岡選手

打った瞬間でした。ベンチ内にいた首脳陣と選手達は「おー!いったー!」と叫び、ベンチから顔を出しボールの行方を見届けました。向かい風6mに押し戻されることなくファイターズファンが待つ左翼席に突き刺さりました。岡選手の“プロ初本塁打”。チームは4-3で接戦を制しました。

1番・左翼手でスタメン出場した岡選手は、昨季は怪我に泣き、リハビリ期間として鎌ヶ谷・ファーム施設で調整を行い苦渋を味わいました。早くプレイしたいという気持ちを抑えながらも更なるパワーアップを誓い、前向きに日々の練習に励んでいたことを覚えています。春季キャンプでも、朝早く球場入りし、練習前の時間を有効に遣い入念に準備をしていました。身体能力の高さだけではなく、野球に真摯に向き合う姿勢は“プロの意識”が伺えます。試合後のコメントでは「がむしゃらに食らいついた感じ。今年こそは!という気持ちで打ちました。これからも一打席一打席を大事にしていきたい」と謙虚に打席を振り返りました。野球に愚直な岡選手の今後の活躍には目が離せません。

一方、ロッテ戦から打者で出場している大谷選手もセンターバックスクリーンに運ぶ豪快な一発を披露しました。この本塁打が流れを引きつける結果となり、本人も「昨日は最後のバッターだったので、気持ちを切り替えて打つことができました」と個人の成績よりもチームが勝ったことに喜びを感じている様子でした。勢いに乗ったときは失敗を恐れることなく一気に畳み掛けるファイターズ。チーム力が発揮された一試合となりました。この勢いのまま明日の試合に臨み今季初の連勝を狙いたいところです。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<5回2/3 75球 打者23 安打6 三振3 四球1 失点・自責点3>

「本当にもったいない。井口さんへの一球が全てです。インターフェアで流れが変わった次の一球目を大事に投げようと思ってたんですけど、まさかの二球目にコントロールミスで打たれてしまった。全体的に振り返れば、ひとりひとり勝負することができたし、リズム良く近藤もうまくリードしてくれました。あとはチームが勝つことだけを祈りしっかり応援します」

栗山語録

栗山監督

Q.逃げ切り勝ち
「展開的にいえば、先に点を取れるかどうかがすべてなんだけど、そこから追いつかれると苦しい。谷元がよく頑張った」

Q.吉川選手が今季初勝利
「ひとつ勝ちをつけてあげることが大事だと思っていた。打たれたけど投げっぷりで勝負しようとしてくれていた。思い切り投げてくれと言ってきたし、覚悟してバッターに向かっていってくれた」

Q.大谷選手が第一打席で今季初アーチ
「(9回2死満塁で凡退した)昨日の反省を活かしている。バットの軌道とかね。工夫してやっている。試合になったら技術どうこうじゃなくて(昨日のような)悔しさを前面に出せるかどうかだと思う」

Q.岡選手がプロ1号です
「ああいうイメージを買っているんだから。谷口とかの状態が良くて火がついた。危機感を持ってやっている。岡らしさが出て良かったよね」

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