2015.04.15 WED
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広報レポート〈隠された努力〉

中島卓選手
吉川投手と中田選手

昨日の試合後に栗山監督が残した「連敗は避けたいよね。そのあとが重要だから」という言葉は、有言実行となりました。3番・大谷と4番・中田の2選手で7打点を稼ぐ活躍をみせ、先発・吉川選手も初回にピンチを招きながらも7回零封で抑えました。

先日、熊本で行われたホークス戦で殊勲打を放った中島卓選手が今日もマルチ安打を記録。リーグ打率10傑に入る高打率(3割2分7厘)をキープ。今日の試合でも、3回2死から中前打で出塁しチャンスメイク。流れを変える一打が印象的で、相手チームにとって嫌な存在であることは間違いありません。中島卓選手の出塁によって、後続は四球と遊野選で満塁のチャンスを作り、3番DHに座る大谷選手が期待に応えてくれました。先制の適時二塁打を放ち、後続の中田選手も今季5号となる左越え本塁打。「今は打率を上げる事に必死です」と笑いながら振り返った7回裏の打席ではダメ押しの左越え本塁打を放ちました。

12日熊本で試合を終え、羽田空港へ移動した夜。チームの4番は夕食を取りながら約1時間語ってくれました。中田選手は昨季107キロから、オフの自主トレ期間中(約1ヶ月間)で15キロの減量に成功したと告白。減量成功の要因には筋力トレーニングと、もうひとつ大きな取り組みが成果を出したと本人は確信しています。それは食生活の見直し。高タンパク低脂質で野菜、魚類、肉類を中心に食事面の改善に努めたと言います。一週間のうち6日間を実施日とし、残り1日は好きな物を食べ身体にストレスを与えない、という管理方法だそうです。野菜だけの日も珍しくないと本人は言います。

現在リーグトップの本塁打数(6本)を誇る“男”の活躍の裏には必ず努力が隠されています。今季のリーグ・本塁打王と打点王の2冠獲得には更なる期待が高まります。大谷選手も「中田さんはチームの要であり、頼りになる存在」と口にしています。今季連敗を喫していない戦いぶり。開幕ダッシュの波に乗り、この勢いで明日仙台へ乗り込みます。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<7回 80球 打者25 安打3 三振4 四球1 失点・自責点0>

「初回をランナー出しながらも抑えることができたことが一番大きかったですね。自分らしいピッチングができましたし、近藤もうまくリードしてくれました。打線にも助けられて、本当に感謝しています」

栗山語録

栗山監督

Q.吉川選手が7回零封
「この前の登板ぐらいから球の状態もすごくいいし、打線も早めに点を取ってよかった。吉川らしい力でねじ伏せる感じがよみがえってきてくれて嬉しいね」

Q.3回に一挙5得点
「近ちゃん(近藤選手)の走塁はアウトになったけども前向きでよかったと思う。ただあそこで点が入らないと嫌な感じだったので(大谷)翔平も(中田)翔もよく打った」

Q.主砲の中田選手は2本塁打
「2本目も前の回に難しいハーフバウンドの送球を捕球して流れをつくったし、そういう所からの積み重ねじゃないかな」

Q.9回には中嶋選手が日本記録に並ぶ実働29年目の出場
「球場のファンも喜んでくれたし、よかったんじゃないかな」

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