2015.04.24 FRI
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広報レポート<痛い1勝>

岡選手
鍵谷投手

誰がこの様な結末を予想したでしょうか。7回を終わり先発吉川選手が本塁打の1失点に抑える好投をみせるも、バファローズ先発の東明選手がそれを上回る完璧なピッチングでファイターズ打線を0点に封じ込めます。試合を見ていたファイターズファンでさえも2イニングを残して完封負けを覚悟していたかもしれません。

反撃の狼煙は8回裏1死からレアード選手のフェンス直撃二塁打、ファイターズ打線でこの日唯一となる長打がきっかけとなりました。続く打者は今日2三振の岡選手。「第一打席でバントを失敗しただけに、ランナーをきっちり返したかった」と安堵の表情で打席を振り返ります。代打も考えられる場面でしたが「失敗はあるものだ」と語る指揮官の起用に応えました。

9回表1死2塁のピンチで登板した鍵谷選手がバファローズの4番、5番を打ち取り守備から流れを作ると、相手のバッテリーミスもあり無死満塁で近藤選手に打席が回ります。「ファーストストライクから積極的にいこうと思った」と攻める気持ちで臨んだサヨナラの場面で、カウント1ボール2ストライクから投じた4球目が右足つま先への死球となります。これが今シーズン初となるサヨナラ勝利を呼び込みました。サヨナラの場面で打席に立つ事自体が初めての背番号54は「痛いけどホッとした」と笑顔ともしかめっ面ともとれる複雑な表情で語ります。

カード初戦が4連敗中だったファイターズ、痛くも嬉しい勝利でバファローズ3連戦の初戦を勝利で飾ります。この勢いのままに貯金を積み重ねていきたいところです。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<7回 107球 打者25 安打2〈本塁打1〉三振4 四球3 失点・自責点1>

「カラバイヨの一球だけ。このロースコアで点を取られたらダメ。それだけです。あとは、全体的にファウルにされたボールが多かったですね。悔しいですけど、仕方ないです」

栗山語録

栗山監督

Q.劇的なサヨナラ勝ち
「いろんなことが1試合の中で起こった。うまくいかないこともあるけど、それを活かせるかどうか、ということ。こういう試合を勢いに変えられればとは思う。ただ、明日になったらまたひとつひとつやっていくしかないからね」

Q.吉川選手が7回1失点
「無駄なフォアボールがあるように見えるけど、ボールは良くなっている。いろんな思いで見ていた。これが最低限、という目で見られる。信頼しているんでね」

Q.岡選手が同点打
「失敗はある。でも、きちんと整理できているか。そういう意味でも返してくれてうれしかった。ああいうことが大事」

Q.レアード選手が舞台を作りました
「レアードらしい。レアードしかあそこには打てないよね」

Q.鍵谷選手が完ぺきな火消し
「自分の特徴を活かせる場所。大きいし自信にもなる。素晴らしかった」

Q.カードの初戦を取りました
「取れたのはうれしいけど、もう、明日のことしか考えない」

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