2015.05.12 TUE
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広報レポート<意地見せた9回>

9回裏、ツーランを放つ中田選手01

本日からは5週連続で6連戦。中盤の山となる30試合は首位ライオンズとの直接対決から始まります。今季初登板の浦野選手に勝ち星をつけるべく、ファイターズ打線は先発十亀選手に立ち向かいますが8回までわずか3安打。2塁ベースを踏んだのもレアード選手が死球で出塁し西川選手が四球でランナーを進めた8回裏の1度きり。今シーズン初となる完封負けが頭をよぎりました。

9回裏、田中賢選手がフルカウントから粘って四球を選び出塁します。続く中田選手は2ボール1ストライクから4球目の変化球を渾身の一振り。5点ビハインドでも熱い声援を送り続けてくれるファイターズファンが待つレフトスタンドへボールを運びます。この一撃でようやく先発投手をノックアウト。あと一歩の所で完封負けを逃れ、ライオンズは堪らず2番手に守護神の高橋朋選手をマウンドに送ります。

この30試合を仮に勝率6割を目指して戦う場合、18試合をいかに勝利するかが大切なのは言うまでもありません。ただ、長いペナントレースにおいて12試合の負け試合をいかに負けるかも同じぐらい重要です。そういった意味で相手ブルペンを休ませる負けを献上してしまうのか、勝ちパターンの中継ぎ投手を引きずり出して敗れたのか。結果は後続打者が打ち取られ敗れてはしまいましたが、同様に連戦が続くライオンズに一矢報いる意地を見せた1敗でした。

先発投手コメント

先発の浦野投手

浦野投手
<6回 打者26 球数90 安打10/本塁打1 三振4 四死球0 失点・自責点3>
「先制点を絶対に与えたくないと思いマウンドに上がったんですけど、うまく逃げ切ることができずチームに迷惑をかけてしまいましたね。毎回ランナーを出してしまって、最後まで流れをもってくることができず、納得のいく結果を得ることができませんでした。(今季初登板に関して)特に普段と変わりなく臨めましたね」

栗山語録

栗山監督

Q.今季初の3連敗
「きょうの試合を見る限り、力がないということを自覚して、結果が出るように鍛錬していきます」

Q.浦野投手は6回3失点
「浦野からすれば踏ん張りたかっただろう。ただ、これからもっとよくなっていく感じはあった。負けてしまったけど前に進んでいる」

Q.十亀投手の攻略は難しかった
「難しいで終わったらプロ野球じゃないからね」

Q.明日に向けて
「食らいつかないといけないとき。まず明日ひとつ勝てるように頑張ります」

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