2015/06/03(水)第2回戦

広島 vs 北海道日本ハム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  北海道日本ハムファイターズ 0 0 0 1 0 0 3 0 1 5 9 0
  広島東洋カープ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 3

18:00試合開始|マツダスタジアム
第2回戦 2勝0敗0分|快晴|観客数:28,161人

広報レポート<理想的な試合内容>

杉谷選手

9回裏のダグアウト風景。それは、首脳陣を含め、投げ終えた選手や控え選手全員がダグアウト最前列にて試合の戦況を見守っていました。5点リードしてるとはいえ、緊迫した空気感は途切れることはありませんでした。まるで1点差の攻防をしているかのように3アウトを取るまで全員が一丸となって必死に戦っていました。

理想的なゲーム運びとなった一試合。カープ・大瀬良選手の前に3回まで無安打6奪三振で完ぺきに抑えられていましたが、ファイターズは4回、相手の隙を見逃しませんでした。中島卓選手が絶妙なセーフティーバントで出塁すると、田中賢選手が四球を選び一塁、二塁。そして、後に続く4番・中田選手が中前適時打を放ち、先制に成功しました。「ランナーを背負った時にどういうピッチングをするかがポイント」とカープ球団関係者は試合前に言っていました。どれだけ良い投手と言われても、野球の試合は両チームに必ず数少ないチャンスが訪れてくるものです。自らチャンスを作り出すのか、相手のミスがチャンスを生み出すのかは分かりませんが、今日はファイターズがその好機をモノにしたことは違いありません。結果、6回まで大瀬良選手に13個の三振を奪われましたが、それ以上の粘投をみせた浦野選手に軍配が上がりました。

浦野選手の力投がチームに流れを作ってくれたことは言うまでもありませんが、もう一人「とにかく一日一日が必死です」と語る杉谷選手の活躍がこの日のゲームを大いに優位にしてくれたことは間違いありません。1-0のスコアで、もう一点追加点が欲しい7回のチャンス。セ・パ交流戦打率首位(5割2分4厘)を走る杉谷選手が技ありの流し打ちで左翼線に適時二塁打を放ちました。これが貴重な追加点となり、後続の大谷選手も右前適時打を放ち、点差を4点に広げました。

自慢のリリーフ陣も期待に応え「ゼロ」で抑え、ゲームを支配する内容となりました。勝因となる要素は限りなくあると思いますが、ひとつチームの雰囲気から伺えることは「必死に戦い抜く姿勢」が全員にあることでしょう。指揮官も「ベンチが最後まで諦めずに戦ってくれている」と良く口にします。過去に8点差を追いつかれたケースもあることから、点差関係なく“最後まで必死に戦う姿勢”を大切にしているチームの現状が最大の強みかもしれません。一喜一憂することなく、ファイターズは前進し続けます。

先発投手コメント

先発の浦野投手

浦野投手
<6回 打者22 球数97 安打2 三振6 四球2 失点・自責点0>

「初回を何とか乗り切れたことは大きかったですし、今日は先頭打者を出さないことを意識して投げたので、全体的にリズムよく打たせて取ることができたと思います。あとは絶対に一点も与えないという気持ちで投げていたので「ゼロ」で抑えられたことも良かったです」

栗山語録

栗山監督

Q.勝負どころで決めました
「大瀬良は本当に良かったからね。よく浦野が粘ってくれた。浦野らしく投げてくれた。(4回にセーフティーバントから得点に結びつけた)タクの発想、翔もよく決めてくれた。大きいよね」

Q.7回には代打攻勢
「最初からアクセルを踏みっぱなしで行っていたから、浦野はあそこまでと決めていた。だからこそ、勝負しないと。代打というのは本当に難しい。キュン(谷口選手)、翔平(大谷選手)がいい形でね。ワンチャンスで集中して活かしてくれた」

Q.4連勝でリーグ首位キープ
「そのことは全然。昨日勝って、今日がスタートだと思っていた。だから、今日のことは忘れて明日また必死にやるだけ」