

広報レポート<敗戦の中での光明>


磐石のリリーフ陣が崩れる形となり、惜しくもスウィープ(同一カード3連勝)を逃しました。7回裏に相手の失策で同点に追いつきましたが、直後の8回に失点を許し、最終的に8-4の結果で課題が残るゲームとなりました。救援失敗を喫した宮西選手。キャプテンとしての責任感がある分、悔しさも人一倍感じていることでしょう。5回途中で無念の降板となった先発・上沢選手もロッカールームでは「中継ぎ陣に迷惑をかけてしまい、申し訳ありません」と肩を落としました。
敗戦の中で唯一の光明となったのは、下位打線8番・9番の活躍でしょう。レアード選手は17試合振り今季9号となる左越え本塁打を放ちました。「ここ数試合調子も上がってきているし、このホームランでさらに自信がつきそうだね」と家族の前での一発を笑顔で振り返りました。また、6回のピンチを救った淺間選手のレーザービーム。6回無死三塁、相川選手が打った右飛を淺間選手がライト定位置からノーバウンドで好返球。「単独タッチアップだったので、最初からノーバウンドで刺すつもりでいきました」とクールに振り返り、最大のピンチを救ってくれました。また打撃の方でもマルチ安打を記録しました。最終打席では1死二、三塁のチャンスで惜しくも三振に倒れましたが、この“悔しさ”が淺間選手を成長させてくれるはずです。自己満足することなく高みを目指す選手の活躍は今後のチームの原動力となるはずです。明日からはDeNA戦を控えますが、交流戦終盤ここで更に追い込みをかけたいところです。
先発投手コメント

上沢投手
<4回1/3 77球 打者20 安打7 三振2 四球1 失点・自責点3>
「再三のピンチをつくってしまったので、(降板したことは)仕方ありません。長いイニングを投げられなかったのは残念ですし、とても悔しいです。中継ぎ陣に迷惑をかけてしまい申し訳ありません。あとはチームが勝つことを祈り、ちゃんと応援していきます」
栗山語録

Q.上沢選手が5回途中で降板
「中々、上沢らしく乗っていけなかったね。昨日はリリーフも使っていなかったので、めいっぱい早めにいった」
Q.淺間選手が好守に活躍
「少し試合間隔をあけながらと思っていたし、うまくいかない事を経験しながらも結果を残してくれたね」
Q.明日からベイスターズ3連戦
「いつも通り、しっかりとやるだけです」