2015.06.16 TUE
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広報レポート<屈辱を忘れることなく>

2回裏、先制タイムリーを浴びる有原投手

交流戦優勝を勝ち取る為には引き分け以上が絶対条件でした。最後の打者・西川選手が見逃し三振に倒れると甲子園球場には黄色いバルーンが打ち上げられ、一瞬にしてタイガースカラーに染まりました。交流戦・タイガース相手に全敗を喫したファイターズ。屈辱を喫した選手たちは、言葉少なく荷物を片付け足早に球場を去りました。

先発投手・有原選手が「失点の仕方が勿体なかった」と振り返るように、自らの失策で相手にリズムを与えてしまった試合内容となりました。終始試合の流れを支配することが出来ず、9回表の反撃も2点で止まり、惜しくもゲームセット。甲子園という“聖地”にはよく魔物が棲んでいると言いますが、野球の神様は振り向いてくれることはありませんでした。諦めない姿勢が“奇跡の大逆転”を呼び起こしてくれるかと期待しましたが、終わってみれば実力のなさを痛感させられた試合となりました。

この地には約2年戻ることはありません。しかし、我々はこの屈辱を忘れずに前へ進まなければいけません。敗戦の中に光を見出すとすれば、今季交流戦の成績。11勝6敗1分。優勝を逃したとはいえ順位は2位。2012年には交流戦2位の結果から、その勢いを維持してリーグ優勝を勝ち取った戦績があります。過去10年間で交流戦最終成績からリーグ戦最終成績にかけて順位が下がったのは2013年だけ。偶然か必然かは分かりませんが、交流戦をキッカケに順位を上げる傾向があります。敗戦をプラスに変えるためにも、この最終戦で感じた悔しさを胸に戦い抜くことが求められます。この経験がのちの成功の原動力となってくれるかもしれません。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<3回0/3 68球 打者18 安打5 三振1 四球3 失点5 自責点4>

「失点の仕方が勿体無かったですね。結構粘られて打たれたヒットが多かったので、もう少しこっちが粘るべきでしたし、自分が降板したイニングの先頭もフォアボールを与えてしまったので、本当に勿体無く感じました。早い回で降板し、チームに迷惑をかけてしまい申し訳なく思います」

栗山語録

栗山監督

「もっと練習して強くなれと甲子園に言われているんだと思う。まだまだだと教えてもらったんじゃないかな」

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