2015.07.15 WED
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広報レポート<折り返し地点>

5回、陽選手

4点を追う9回2死走者なしからの3連打で1点を返し、最後まで攻める気持ちを失いませんでした。しかし、土壇場でドラマが起きることはありませんでした。9イニングで4時間47分という長い戦いは、悔しさの残る一戦として幕を閉じました。投手陣はマウンドの柔らかさに苦しみ、三者凡退は8回の1イニングだけとピンチの連続。一方で攻撃陣も四球を絡めてチャンスこそ作るものの、8回まで3安打と決め手を欠きました。連勝は5で止まり、首位・ホークスとの差は再び3.5と開いています。

これで前半戦は終了。82試合で48勝33敗1分の貯金15で”折り返し地点”に到達しました。優勝した2012年を超える貯金も経験。連敗もありましたが、着実に白星を重ねています。栗山監督が勝つ条件として日頃から挙げてきたのが先発投手陣の安定感。大谷選手の10勝に吉川選手が7勝で続くなど、充実した陣容を形成。そこに増井選手が救援失敗1度のだけの25セーブと完ぺきに抑え込んだことで、「僅差を守り切る野球」が実現しました。

オールスター戦の後、すぐに始まる後半戦は61試合。優勝するために勝たなければならないホークスとは13試合の直接対決が残されています。ここからどう反撃し、上を目指していくのか。「成長しながら前に進むチーム」と指揮官が話すファイターズの本当の戦いはこれから始まります。試合後には、オールスターへ向かう選手、家族の元に戻る選手と一旦解散しました。5日後から始まる後半戦へ、ひと時の休養が最高の薬になるに違いありません。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<5回 106球 打者24 安打5(本塁打1) 三振5 四球5 失点・自責点2>

「マウンドに慣れるまで時間がかかってしまい、不安定な投球を続けてしまいました。自分で広げたピンチから点を奪われてしまい、テンポの悪い内容となりました。その中で試合を作ってくれた野手の皆さんには感謝したいです。この後はしっかり声を出して応援していきたいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.総動員の5連戦、本日は惜敗
「そういう試合は結果が全て。最後負けたので4連勝した事は関係ない」

Q.前半戦の総括
「最低限、優勝を狙える位置にいるのはよかった。ただ、本当に最低限でしかない」

Q.ファンへ一言
「最初から優勝すると言っているので、一緒に喜びを分かち合えるように頑張ります」

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