2015.07.20 MON
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広報レポート<残り61試合、優勝に向けて>

先発のメンドーサ投手
8回裏、ソロホームランを放つ西川選手

1安打で勝利を収める試合があれば、先発投手が好投しても試合に敗れてしまうこともあります。7回までに好投する相手エースから出塁をしたのは3度、いずれも2アウトから。そこからの攻撃では得点圏にランナーを進めるのがやっとでした。8回に西川選手の一振りで1点を返すも、絶対的守護神を擁するイーグルスに対峙するのには少し遅すぎたかもしれません。

「メンディらしい強いボールが投げられている」栗山監督がこう表現する先発メンドーサ選手は2点を奪われましたが、7回を88球で投げきります。自身で「あの投球だけ失投」と語るように、ペーニャ選手に右翼へ運ばれた一球は悔やまれましたが、10勝の大谷選手、7勝の吉川選手に次ぐ先発投手陣の軸として、いい流れを後半戦に持ち越す事ができたのは首位ホークスを追撃する好材料でした。

「tomorrow is new day」試合終了後、我々にこう語りかけて打撃練習に向かう選手がいました。指揮官が総力戦と位置づけたライオンズ、ホークスとの5連戦でも出場することは無く、約2週間出場機会から遠ざかっている杉谷選手です。「今日は負けてしまったけど、また明日から切り替えて一から出直すしかない」恐らくこういう事を言いたかったのだと思います。考え方が「We」ではなく「I」になりがちなこの状況において明るく振舞う姿も、一丸となって戦わなければいけない後半戦においても重要な戦力になるに違いありません。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ選手
<7回 88球 打者26 安打5(本塁打1) 三振4 四球3 失点・自責点2>

「ペーニャに投げたナックルカーブが少し甘く入ってしまい、あの投球だけ失敗しました。フェルナンドに打たれた二塁打は球自体は悪くなかったんですけど、相手にうまく打たれてしまいました。内容的には悪くなかったので、今と変わらぬピッチングができるよう、次回へ準備していきたいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.先発メンドーサ選手が好投
「ボールはよかったしメンディらしさは出ていたけどね」

Q.僅差の敗戦
「言っていた通り我慢する展開には持ち込んでいたけれども、あと一歩でした」

Q.守備のミスが2つ
「本人達が一番分かっているはず。ミスをするのは良い事ではないけど、若い選手には前に進む大きな要因だと思う。これを活かして前に進んでくれると信じている」

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