2015.07.24 FRI
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広報レポート<流れを呼んだ2本のホームラン>

3回裏、レアード選手と大谷選手

先制弾と勝ち越し弾を放ったレアード選手の大活躍でチームは連敗ストップ。3回先頭打者・レアード選手が捉えた真っすぐは弾丸ライナーでレフトスタンドに。続く6回にも、先発・大谷選手が満塁弾を浴び、同点に追いつかれた直後に値千金の17号勝ち越し弾を放ちました。「大谷が投げる試合だし、とにかく先制点を取れてよかった」と振り返るレアード選手は、チームの主役となってみせました。

試合前に打撃練習を行っていたレアード選手は、コーチ陣と冗談を交えながらバッティングについて話をしていました。ライオンズ・十亀選手との今季対戦成績は12打数0安打4三振。苦手意識を持つ相手との対戦を前に確認作業を行いました。体の開きを抑えるために「胸を相手投手に見せないように」とアドバイスを受け、打撃練習では徹底的に右打ちを心がけました。その結果ボールを長く見ることができ、懐までボールを引きつけることができると云います。2本のホームランの理由はここにあると言っても過言ではありません。結果論だとはいえ、見えないヒントを得たことは確かでしょう。

8回には打者一巡の猛攻を見せ、試合が終われば19安打13点を挙げていました。21打席振りとなる安打を放った中田選手も長いトンネルを抜けました。先発・大谷選手に白星を与える大量得点。このままでは終われない、というチームの必死さが伝わってきた試合となりました。首位ホークスとは6ゲーム差。この正念場をどう乗り越えるかが後半戦のカギとなってきそうです。

先発投手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<6回 102球 打者27 安打7/本塁打2 三振7 四球1 死球1 失点・自責点5>

「全体的に苦しいピッチングになってしまいました。変化球が思うように決まらず、ストレートで何とかカウントを整えるという流れが続いたので、「こういうふうに打ち取ろう」「こうやって三振を取ろう」というゲームメークができなかった。野手のみなさんに助けてもらった試合ですね」

栗山語録

栗山監督

Q.追いつかれても跳ね返しました
「こういう展開でみんなが何とかしようと思っていた。勝ち切ったことに意味がある。みんなで必死にやるしかないんでね。あの展開で追いつかれてすぐに行けた(リードできた)のがうれしかった」

Q.大谷選手は苦しみながらも11勝目
「昼間に母校(花巻東高)の野球を見ていたと思う。粘って粘って勝ったのを見て、それと同じことをやってくれるはずたと信じていた。(6回で交代は)暑かったというのもあったし。いい経験になったと思う。勝たせてあげられて良かった」

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