2015.07.28 TUE
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広報レポート<『取った後は抑える』をもう一度>

クロッタ投手

打たれようと思って打たれるピッチャーはいません。抑えようと思っても打たれることがあるのもピッチャーです。とはいえ、どういうタイミングで得点を与えてしまうかは、大きな問題として勝利の前に立ちはだかります。ライオンズ3連戦を全勝して乗り込んだ神戸での試合。スイープ(同一カード3連勝)という派手な結果の陰に隠れて目立たなかった厳しい現実が突きつけられる一戦となりました。

1点を追う2回に2点を返したものの、直後に3点を奪われて突き放されました。5回表、6回表も得点しながら、すぐに失点。1点差に迫ってからスコアボードの6回裏に刻まれた「3」の数字は試合を決定づけるダメ押しとなってしまったのです。この『取ったら取られる』状態は後半戦に入ってから顕著に見られます。7試合のすべてで喫しており、イニング数も「10」に上ります。失点したイニングが全部で「20」であることを考えれば、得点直後の失点が重なれば試合を優位に進めることは難しくなります。

2回と6回は失策が失点に絡み、5回は四死球からの被安打「0」での失点。6試合で先制を許しており、クオリティースタート(6回3自責点以下)から白星を挙げた先発投手も後半戦に入ってまだ出ていない状況となっています。「うちの戦いは先発投手がどれだけ粘れるかにかかっている」。栗山監督は常にそう話してきました。攻撃陣の得点能力が高いときに、しっかりと立て直せるか。これから6連戦が続く正念場。投手陣全体の踏ん張りが必要不可欠です。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<2回1/3 54球 打者14 安打5(本塁打1)三振1 四球2 失点4 自責点3>

「きょうは自分でおかしくしてしまいました。力を入れなくてもいいところで入れてしまったり、打たれた後も力んで投げ続けてしまいました。うまく気持ちのコントロールができなかったことが反省点です。最低限の仕事ができず、チームの皆さんに迷惑をかけてしまいました」

栗山語録

栗山監督

Q.試合を振り返って
「大事なひとつひとつの試合、反省材料が沢山ある中でやるべきことをやらないといけない。誰が悪いとかではなくて、上沢も球の状態は良かったし、良かっただけに逆に空回りをすることもある。一度、上沢と鍵谷は下に落とすけれども、逆に言えば、これからの戦いに必要になってくる戦力だと思っているから、早く状態を取り戻してもらいたい」

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