2015.08.09 SUN
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広報レポート<4万人のバースデーソング>

近藤選手
本日のヒーローたち

一塁ベースを回ったところで打球が右中間スタンドに吸い込まれるのを見た近藤選手は、マウスピースの上からでも覗けるような白い歯をこぼしました。同点で迎えた6回1死。フルスイングで放り込んだ7号ソロは、22度目の誕生日にして初めて放ったバースデーアーチでした。「すごく気持ちよかった!」。大きくガッツポーズを作って、ゆっくりとダイヤモンドを一周。ベンチでチームメートからの祝福を受けて、もう一度、満面に笑みを浮かべました。

試合を決めたのは中田選手でした。同点に追いつかれた8回1死二塁。内角へのボールに詰まりながらも左翼線へ決勝適時打を放ちました。後半戦に入ってから打撃不振に陥っていた4番が見せた意地の決勝打。「自分も誕生日に勝たせてもらっている。近ちゃんもバースデーアーチを打っているんで」。自身の誕生日だった4月22日(ライオンズ戦)には、自ら祝砲を上げてヒーローにもなっている中田選手。チームにだけではなく、近藤選手にも勝利をプレゼントすることで存在感を示してみせました。

第一打席は三振に倒れたものの、4万1138人が集まったスタンドからバースデーソングを送られ、近藤選手は「勇気をもらっている」と感謝しました。今季7度目となった”満員御礼”のゲームで6勝目。スタンドを埋め尽くすファンの姿と声援が、チームの力になっていることを証明する一戦でした。移動日を挟み、11日からは2週間に及ぶ遠征となります。次回、北海道に戻ってきたときに、またスタンドを満員にできるか。熱い夏はこれからが本番です。

先発投手コメント

先発の中村投手

中村投手
<6回 110球 打者26 安打3 三振6 四球4 死球1 失点・自責点1>

「前回登板した時の初回に比べると、きょうは初回の入りが良かったので、それなりに収穫はあったと思います。5回の聖澤さんだけは反省しないといけませんが、全体的に変化球も有効的に投げることができました。チームが勝つことを信じて応援します」

栗山語録

栗山監督

Q.レジェンドシリーズ3連勝
「あれだけ悔しい思いをしてやられたけれども、それがこの様な形につながっていれば意味があるんじゃないかな。ぎりぎりだけれども、まだ可能性あると思っている」

Q.中村選手が6回1失点の好投
「本当に粘っていたので勝たせてやりたかった。一所懸命に投げている中落ち着きもあったし、この調子を続けて欲しいね」

Q.近藤選手がバースデー弾
「ヤキューの日(8月9日)に生まれる素晴らしさ。この日に生まれてみたかったね。気負って結果が出にくい中、(第四打席は)四球も選べていたしね」

Q.中田選手の決勝適時打
「だいぶ感じも戻ってきた。お立ち台に上がって4番の意味を感じて欲しかった。前に進んできた感じだね」

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