2015.08.13 THU
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広報レポート<勢いを断つミッション>

五番手の宮西投手
ソロホームランを放つ大谷選手

自身へのゴロを捕球して一塁へ送球すると、その勢いで軽快に自軍ベンチへと戻っていきました。2点をリードする7回のマウンドを託されたのは宮西選手。その点差での登場は珍しくありせん。しかし、この日はいつも以上にタフな状況でした。直前の6回に6点を奪われて8点あったリードが一気に縮まり、しかも、7回の攻撃は併殺で終了。「嫌な流れだった。何とか三者凡退に抑えようと思った」。失点しないのはもちろん、相手の勢いを断つことまで要求されるミッション。それまで5イニング連続で出塁を許していた先頭打者を空振り三振に仕留めると、後続も抑えて狙い通りの三者凡退で流れを引き寄せてみせました。

中田選手の2本塁打5打点で優位に立った一戦。中継ぎ陣の踏ん張りがあったからこそ、9回に試合を決める大谷選手の代打アーチが飛び出しました。宮西選手は9回は守護神・増井選手にタスキを渡し、通算189ホールドを記録。プロ野球歴代2位に並ぶ金字塔を打ち立てました。「個人の数字に興味はないけど、ホールドの記録は大事にしている。チームのみんなにつけてもらっているんで」。次は単独2位、その次は200ホールド、そして、歴代最多へ。これからもチームの窮地を救いながら、”プライド”ともいえる数字を積み上げていくつもりでいます。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<5回2/3 111球 打者29 安打11 三振5 四球3 失点・自責点5>

「打線の援護と守備の好プレーに助けられた内容となりました。何とかピンチを抑えることが出来たんですけど、最後まで悪い流れを断ち切ることが出来ませんでした。悔しさが残ります。この後はチームを信じてベンチでしっかり応援したいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.途中追い上げられましたが、なんとか逃げ切りました

「ただただ申し訳ない。監督の責任です。点差が開いた時点で本当は宮西とかを使ってはいけない。(有原)航平がもっと投げないといけないんだけど、負けたら意味がないのでね。勝つことで生まれてくるものがある」

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