2016.03.01 TUE
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広報レポート<初披露>

二番手の斎藤佑投手
三番手の井口投手

久々にファイターズが札幌ドームに帰ってきました。昨年10月に行われたクライマックスシリーズ・ファーストステージ以来5ヶ月ぶりの試合となります。ただ残念ながら10対2の大差でジャイアンツに敗れてしまいました。先発の新外国人バース投手が立ち上がりに3連打で4失点、2番手の斎藤佑投手も失策が絡み4失点と早い回でジャイアンツに主導権を握られてしまいました。

それでも投打で首脳陣に開幕1軍入りの猛アピールを続けているのはルーキーの2選手です。4打数2安打、チーム唯一のタイムリーを放ったのは慶應大学卒の横尾選手。インコースにストレート、スライダーと厳しいコースを突かれて追い込まれた直後、外のチェンジアップにくらいついてセンター前まで運びタイムリーヒット。キャンプ期間中も「初球からしっかりバットが振れている」と指揮官も太鼓判を押している、その言葉通りに結果を残しました。一方ピッチングでアピールしたのは、6回3番手としマウンドに上がった東京農大オホーツク卒の井口投手。7点ビハインドで完全なジャイアンツペースであったにも関わらず3人でピシャリと流れを断ち切ります。中でも2人目の村田選手からはストレートで空振り三振を奪い、勢いのある真っ直ぐをアピールしました。ただ、「あまり良い部分はなかった」と結果だけではなく、あくまで内容をしっかりと見据えている様子です。

この日、加藤投手も含めた新人3選手は揃って札幌ドーム入りしました。札幌ドームで野球をやるのは初めての3人にとって、ロッカーがどこにあるのか、どのタイミングで試合に出場するのかどうかを知らされるのか、正に右も左も分からない状態でした。彼らが右も左も分かりだした頃には、一体どの様な活躍をするのでしょうか。

選手コメント

2回裏、ヒットを放つ横尾選手

バース投手
<3回 球数45 打者16 安打5〈本塁打1〉 三振2 死球1 失点・自責点4>
「結果というよりも札幌ドームのマウンド、雰囲気を掴めたので良い登板機会となりました。初回は緊張して投げ急いでしまいましたが、2回以降は立て直すことが出来たのでよかったです。きょうは変化球も試しましたが、もう少しカーブの精度を高めていきたいと思います」

井口投手
<3番手〈1イニング〉球数11 打者3 安打0 三振1 四死球0 失点・自責点0>
「札幌ドームの雰囲気を感じながら投げることは出来たんですけど、思ったとおり投げることが出来ず、あまり良い部分はなかったですね。この先長くやることを考えれば、きょうのピッチングはよくなかったです。結果よりも自分の課題を見つけることを優先に、いま自分に出来ることに拘っていきたいです。(大学時代)4年間ずっと夢見ていた場所だったので、実現できたことは嬉しかったです」

横尾選手
<4回 中前適時打 P・田口>
「打ったのは外のチェンジアップです。追い込まれていたので変化球を意識していました。とにかく結果を出してアピールできたのが何よりよかったですね」

栗山語録

栗山監督

Q.札幌ドーム初戦は敗戦
「せっかく札幌に戻ってきたのにファンのみなさんに何もアピールできずに終わった。オープン戦といっても何かを感じてもらえる試合をしないといけない」

Q.バース投手は初回乱調
「ボールが強いのは強いんだけど、どう投げるのか、どう考えるのか。やられるときはああいう感じなのかな。この時期でよかった。シーズンに活きるように見極める」

Q.井口投手は札幌ドームデビューで1回無失点
「ボールはもっと(やれる)というのはある。でも、相手をやっつける気持ちがあったね」

Q.横尾選手は2安打
「内容がいい。ヒットを打つ、打たないではなくて、素晴らしい。大アピールしてくれている」

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