2016.03.02 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
1
0
0
5
0
0
2
0
0
1
0
0
0
R
H
6
8
3
9

広報レポート<過程を大切に>

162kmを記録する大谷投手
2番手の高梨投手

先発・大谷投手の立ち上がり。先頭打者・坂本選手に対し初球真っすぐでストライクを取ると、2球目には外角低めに158kmの真っすぐで追い込みました。この球の勢いがこの日の状態の良さを表していました。初回を3者凡退で抑え、5回までに8つの三振を奪い無失点でジャイアンツ打線を封じ込み、オマケには4回表ギャレットに投じた真っすぐは162kmを記録しました。「久々の(札幌ドームの)マウンドで自然と力が入りました。全体的に出力も上がってきていますし、やりたいことが出来たのでよかったと思います」と大谷投手。まだまだ納得のいかない様子で自分のピッチングを振り返りました。

2番手としてマウンドに上がった高梨投手は、2回を投げて4四死球を与えるなど課題は残しましたが、持ち味となる勢いのあるピッチングスタイルはアピール材料となったはずです。「らしさ」を強調する高梨投手の思いは、真っすぐの強さに表れていました。満塁の不利な状況でも外に思い切って投げ込む姿は、成長の証かもしれません。場数を踏むことで着々と自信をつけてきています。

オープン戦にしか出来ない課題潰し。それぞれがテーマを持って取り組むことが大事な時期。この準備期間に各々が課題を克服していきます。リーグ優勝、日本一に必要なことは、個々の成果。個人の成績がチーム力を高めることを信じ、いまは結果を求めず過程を大切に前に進んでいきます。

選手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<5回 球数68 打者16 安打2 三振8 四死球0 失点・自責点0>
「久々の(札幌ドームの)マウンドで自然と力が入りました。全体的に出力も上がってきていますし、やりたいことが出来たのでよかったと思います。(162kmに対しては)出すことを目的に投げていないので、あまり球速は気にしてません。ただ、出したいと思った時に出せたことはよかったです。(開幕に向けて)残り少ない登板機会ですけど、マウンドで確認作業をしながら、しっかり準備していきたいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.最後の最後に逆転を許しました
「すごく悔しいです。ただ、ああやって打たれることもある。ピッチャーというのはずっといいボールを投げていても、一球でひっくり返されることもある。状態が悪い時にどうするか。(鍵谷も)いろんな思いがあるだろう」

Q.大谷投手は5回無失点
「野球をしてて楽しいのは、思い通りにできたとき。きょうは楽しそうに見えた。もっと楽しいと思えるように、しっかりとやってほしい」

Q.高梨投手については
「ボール自体は苦しいんだけど、手応えは感じた。いいときにはちゃんと投げられるのはわかっている。よくない時にどうするか。そういう意味では決して悪くはなかった。こっちはこういうのを求めている」

Q.札幌ドーム連敗スタート。週末に向けて
「オープン戦だから(負けてもいい)というのはあり得ない。チームの勝利にどう貢献するか、役割を見せないといけない。試合をやってよかったという一日にしないと」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート