2016.03.09 WED
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広報レポート<雨には勝てず>

先発の大谷投手

3回表2アウト、振り逃げで筒香選手に出塁を許した直後に大谷投手がマウンドを後にしましたが、試合が再開する事はありませんでした。試合開始当初から降り続いていた雨は終始止む事はなく、すぐさま主審からノーゲームの判断が下されました。

気温8度、小雨が降る中での試合開始となり、グラウンドに立つ選手は間違いなくそれよりも寒く感じていたに違いありません。そんな中先発のマウンドを託されたのは開幕投手に指名されている大谷投手でしたが、序盤からボール先行の苦しいピッチングを強いられました。3回途中までに43球を投じ、うち21球がボール球、与四球は2つという投球内容ですが失点は0。制球に苦しみながらもスコアボードに0を並べ、開幕投手に相応しい結果を残しました。

栗山監督は昨シーズン中「良い時ではなく、悪い時にどういうピッチングをするのかが大事」と幾度となく口にしています。そういった意味でも「寒さ」「雨」という悪条件の中、7回100球、展開次第では完投も狙えるという結果だけを見れば十分に及第点を与えられるものであったに違いありません。そして何よりも開幕投手がある程度の球数を実践の場で投じ、3月25日に向かって進む事ができたのは不幸中の幸いでした。

栗山語録

栗山監督

Q.大谷投手が先発も途中ノーゲーム
「寒かったし、いろんな心配しながら見てました。足元が滑る中でもいい形でと思っていた。こういうことはシーズン入ってからもある。苦しんだ中でどうなるか、こちらも感じられることがあった」

Q.投手陣のスケジュールに狂いは
「あしたもグラウンド状態は心配。いろんなパターンを考えてもらっている」

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