2016.03.17 THU
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広報レポート<オープン戦終盤に差し掛かり>

ベンチとハイタッチを交わすレアード選手

開幕戦に向けて最終登板となった大谷投手。好投とは言い難いですが、5回4失点と粘投をみせました。重量打線を誇るホークスに立ち向かった大谷投手は初回に先頭打者本塁打と連打を浴び3失点を許しましたが、2回以降は相手打線を封じました。「抑えることに集中した」と話す大谷投手。修正するという意味では収穫のある登板となったはずです。

大谷投手が求める「エース像」とは。昨季はパ・リーグトップの15勝を挙げ、チームに大きく貢献しました。しかし、大谷投手はエースの条件として、チームを優勝に導くことと、投球回数を200イニング以上投げることが必須だと考えます。ビハインドゲームでも終盤7回、8回、9回を投げ続けることが出来る体力と精神面を追求。そういう意味では、きょうみたいなピッチングはプラス材料になったのではないでしょうか。オープン戦ラスト登板を終えて「内容は別として(開幕に向けて)良い準備が出来たと思います」と振り返った大谷投手。開幕戦でのピッチングに期待したいところです。

一方、ここ4試合で3得点と低迷していたファイターズ打線は、陽選手、中田選手、レアード選手の3本塁打を含む10安打6得点の猛攻で息を吹き返しました。大谷投手の力投を後押しするように、取られたら取り返す、という執念が形として出ました。打線も徐々に調子を取り戻し、オープン戦残り3試合で最終仕上げに入ります。

先発投手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<5回 球数84 打者23 安打6 〈本塁打1〉 三振6 四球3 失点・自責点4>
「全体的に力を入れて前回よりも球数を多く投げることが出来たので良かったと思います。もちろん安定したピッチングが出来れば良いんですけど、シーズン中も同じようなことがあると思うので、内容は別として(開幕に向けて)良い準備が出来たと思います。」

栗山語録

栗山監督

Q.開幕前最後の登板だった大谷投手は5回4失点
「ある程度、球数もいけたからね。課題ははっきりしたし、(開幕投手を)やってもらうしかないんでね。どういう形であっても、しっかり投げてくれると信じている。心配はたくさんするけど、信じて任せたわけだから、ベストのピッチングをしてくれると信じている」

Q.打線は2けた安打
「なかなか(試合に)ガーッと入っていく感じがなくて心配していたけど、しっかりと表現してくれた。うちは全力で走るしかない。(ホークスに雪辱するという)この思いを大切にしてほしい」

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