2016.03.19 SAT
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広報レポート<攻撃のバリエーション>

先制ホームランを放つ中田選手
3点タイムリー3ベースを放つ田中賢選手

オープン戦は残り3試合。それぞれの内容だけではなく「しっかり勝てるか」や「どう勝つか」が開幕へ向けてのポイントになってきます。その「どう勝つか」には、当然のごとく「どう点を取るか」も含まれる。バリエーション豊富な攻撃ができれば、それだけホームベースに近づくはず。この試合の8得点は、すべてが違う形で挙げた意味のあるものでした。

先制点は4番のひと振りから生まれました。2回、先頭で打席に立った中田選手が左翼席へオープン戦3号となるアーチ。逆転を許した3回には、連打から相手バッテリーのミスに付け込んで同点に。さらに、1点を勝ち越された5回。1死から3連打で満塁とすると、田中賢選手が低めのボールにうまく反応して左中間を真っ二つに破る3点適時三塁打を放ちました。続く中田選手が犠飛、8回には押し出し四球と犠飛で加点して試合を決定づけました。

3月12日のタイガース戦(甲子園)から16日のカープ戦(鎌ヶ谷)までの4試合で、攻撃陣が記録したのは3点のみ。栗山監督も頭を悩ませていましたが、17日のホークス戦(鎌ヶ谷)で打線は目を覚まし、2試合連続で2けた安打を記録するに至りました。8勝2敗で開幕10試合を乗り切った昨年は、オープン戦の最後6試合を無敗で締めました。らしい試合で結果を残すことが求められる時期に、前に進む手応えをつかめた。そのことが何よりも大きな収穫です。

選手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<5回 球数85 打者24 安打8 三振0 四球2 失点3 自責点2>
「身体の調子はよかったんですけど、コントロールに苦しみましたね。でも、真芯で捕えられたヒットも少なかったですし、ゴロでアウトを取ることが出来ていたので、「らしさ」という意味では良い点もありました。(開幕に向けて)とにかく今は自分がやるべきことに集中していきたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.打線がつながっての勝利
「収穫というよりはほんの少しの安心材料が増えたぐらいです。この時期は心配する事が多いので」

Q.田中賢選手が勝負所で3点適時三塁打と存在感を発揮
「今日本人とも話しましたけど、(田中)賢介には求める物は何もありません。何をすべきか分かっているので、元気な顔を見せてくれればそれだけで十分です。それぐらい全幅の信頼を置いています」

Q.大谷選手が中1日で野手として出場
「久しぶりにバッティング練習からいい打球が見れたね。出るからには結果を残してもらわないと」

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