2016.03.20 SUN
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広報レポート<オープン戦といえども内容よりも結果>

先発の有原投手

いよいよ実戦モード突入となりました。「0点で抑えられたのが何よりもよかった」記者の質問に対して「0点」という言葉を繰り返し使い自身のピッチングを振り返ったのは昨年の新人王有原投手。ボールの強さもコントロールの質もまだまだと反省している様ですが、開幕を5日後に控え何より大切な事は「無失点に抑えること」と結果を求める意識が印象的でした。昨年は怪我でキャンプ序盤は思うような投球ができずプロ初登板は5月。そこからローテーションを守り8つの勝ち星を積み上げました。「まだペナントレースが始まる感じがしない」と語るものの、気持ちはいつシーズンが始まっても問題がない様子です。

続く6回は加藤、井口両投手が0点リレー。加藤投手は対左打者、井口投手はイニング間からの登板と、実戦で求められるであろうシチュエーションで見事なピッチングを披露します。7回は新外国人マーティン投手が課題のセットポジションからボークを取られながらもスコアボードに0を並べました。8回には怪我から復帰を目指す宮西投手。久々の1軍実戦登板を果たし3人を11球で仕留めます。最終回9回は榎下投手が2点を奪われますがリードを守りきりオープン戦3連勝、勝率を5割に戻しました。

いよいよ明日のスワローズ戦でオープン戦も終わりとなります。勝ち星を重ねてQVCマリンフィールドに乗り込みたい所です。

選手コメント

先発の有原投手

有原投手
<5回 球数89 打者21 安打5 三振4 四球2 失点・自責点0>
「これから修正していかなければいけない部分はありましたが、0点に抑えられたことがよかったです。ストレートも変化球も低めを意識していましたが、変化球はいいボール、悪いボールがはっきりしてしまいましたね。ボールの質よりも、0点に抑えられた事が開幕に向けてよい弾みになりました」

栗山語録

栗山監督

Q.有原投手が無失点
「安心してはいけないんだけど、キーになるピッチャーが、0だからというわけではなく、こっちが求めていることで前に進めた。開幕前にここまでこれて良かった。アウトの取り方が、自分自身とこちらのイメージが近づいてきている」

Q.宮西投手が一軍復帰マウンド
「ひと安心。これで行ける準備に入れる。1日でも早く戻って欲しいけど、無理はさせられない。シーズン通していけるところまで我慢しないと」

Q.大谷選手が左翼越え本塁打
「もっているものはある。それを試合で出させてあげたい。チームが勝つために必要なものがある。こっちはそれを求めているんだから」

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