2016.03.25 FRI
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広報レポート<試合の“流れ”>

7回裏を三者連続三振に抑えるバッテリー
8回表、タイムリーを放つ陽選手

最終回を三者凡退に抑えられ、開幕戦の勝利は4年連続でストップしました。シーズンは143試合という長丁場ながら、その第一歩でつまずいたのは事実。それでも、初回の失点を引きずったまま終わるのと、終盤に試合を分からなくするのでは大きな違いがあります。一気に逆転まで届かなかったとはいえ、8回に見せた反撃は、この試合を悲観的にとらえる必要のないものにしたといえるでしょう。

開幕戦のマウンドを託された大谷投手は初回に3点を奪われました。しかし、2回以降は修正に苦労しながらも無失点に抑え、攻撃陣の反撃を待ちました。流れを呼び込んだのは7回のマウンド。3者連続三振に切ったことで、「3者連続三振は流れを引き寄せる」という“野球格言”通りの展開になりました。先頭打者がヒットで出塁すれば打線が勢いづく。相手のミスにも乗じて2点を返し、マリーンズを慌てさせるところまで試合を戻しました。

大谷投手は「やっぱり先頭打者を抑えないといけない」と振り返りました。これも流れ。尻上がりに本来の姿を取り戻しただけに、次回の登板では結果も出してくれるはずです。田中賢選手は練習前の全体ミーティングで「17年目でも開幕戦は緊張するもの。緊張するからこそ大胆にいこう」と呼びかけました。序盤の緊張感から解き放たれたチームは、最後に流れを呼び込む“らしさ”はしっかりと垣間見せました。いよいよ始まった2016年シーズン。仕切り直して『爆ぜる』瞬間に向かって進みます。

先発投手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<7回 球数102 打者27 安打5 三振9 四球3 失点3 自責点2>

「やっぱり先頭打者を抑えないといけませんね。後半は良くなりましたけど、前半からしっかり行かないとこういう結果になりますね。しっかり次に活かせるように修正していきたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.今季は黒星スタートとなった
「結果がすべてなんでね。選手は一生懸命やったけど、勝たせてあげられなかった」

Q.大谷投手は初回が誤算
「球は悪くなかった。これが必ずプラスになると信じる。本人もいろんなことを感じただろう。確認できたこともあるし、今年成長するためのゲームになると」

Q.涌井選手を攻略できなかった
「らしさが出ていた。でも、攻略しないといけない。勝ちに持っていかないと」

Q.8回の高梨投手が三者凡退に抑えた
「こういう経験をしながら前に進む。積み重ねていってほしい」

Q.明日の試合に向けて
「勝ち負け以上に成長できる試合にしていかないといけない。1試合戦って落ち着いていけるんじゃないか」

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