

広報レポート<諦めない姿勢>


ロッテ・西野投手の変化球を捕らえた打球は一、二塁間を抜けて右翼前へ。土壇場で同点に追いつき、近藤選手は一塁ベース上で拳を握り締めました。「どうしても翔平に負けを付けたくなかったので、なんとか同点に追いつくことが出来てよかった」と本来の勝負強さを取り戻す殊勲打を放ってくれました。
しかし、傾きかけた流れをモノにすることが出来ず。同点直後の延長戦、先頭打者を許し3点を献上しました。先発・大谷投手は序盤、制球に苦しめられましたが、イニングを重ねていくにつれ、修正能力を発揮しました。「テンポはよくなかったんですけど、その割に長いイニングを投げられたことはよかった」と言うように、4回以降は1安打1四球と相手打線を無失点に封じました。
大谷投手は今季4試合に登板し、未だに「0」勝。チームの4番・中田選手も「うちのエースを勝たせてあげないと」と肩を落としました。しかし、今季初のスイープ(同一カード3連勝)こそ逃してしまいましたが、チームは勢いを維持しています。首位・ロッテに勝ち越したことを機に、明後日19日からの3連戦も全力で挑みます。
先発投手コメント

大谷投手
<8回 球数125 打者32 安打4 三振7 四死球5 失点2 自責点2>
「テンポはよくなかったんですけど、その割に長いイニングを投げられたことはよかったかと思います。(原因は)コントロール云々ではなくて色々あると思います。きょうの反省を活かして次に繋げられるようやっていきます」
栗山語録

Q.土壇場で追いついたものの延長で敗戦
「勝ち切らないといけない試合だった。すみません」
Q.打線は最後粘りました
「何とかしようという思いがあったのは良かったけど、そこに行くまでがね」
Q.増井投手が誤算
「増井でやられるのはね。そういう日もある。次からしっかりとやってくれるはず」