2016.05.05 THU
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広報レポート<僅差のひと押し>

2番手の斎藤佑投手
2回裏、ヒットを放つ大谷選手

追いかける展開を強いられていても、球場の空気が変わる瞬間は確かに存在しました。第1段階は7回の守りで今季初登板を果たした斎藤佑投手がマウンドに上がったとき。スタンドからは大きな歓声が上がりました。その斎藤佑投手が1死満塁となりながらも併殺に抑えたときが第2段階。そして、第3段階は直後に大谷選手が5号ソロアーチを放ったときでした。しかし、ここが最高潮。8回、9回と得点を奪えず、悔しい結果に終わりました。

すべての試合に勝っていてもおかしくないカード。勝ち切れない、接戦をモノにできないところが、チーム浮上のきっかけを掴み切れない要因となっています。1点差ゲームは6勝10敗。2点差もしくは引き分けの試合(3勝3敗1分)を合わせれば、開幕からの33試合中23試合が、いわゆる”僅差”で決着しています。勝利の方程式に安定感が欠けていることはもちろん、四球が絡む手痛い失点を許すことも多く見られます。この日の試合でも5回の先頭四球に続いて一発を浴び、これが決勝点となりました。

打線も3安打と沈黙し、球場の空気が試合をひっくり返す状況まで持ち込むことができませんでした。首位ホークスとの3連戦は2敗1分。今季のホークス戦8試合は内容を見れば、完勝も完敗も一度もなく、十分に勝負ができる戦いができているはず。それでは何が足りないのか。僅差のひと押しをどう効かせるのかが、今シーズン通してのテーマになるのかもしれません。

先発投手コメント

先発の加藤投手

加藤投手
<6回 球数99 打者23 安打2〈本塁打1〉 三振6 四球4 失点・自責点2>

「あの(長谷川選手の)フォアボールが失点につながってしまったので、ああいうところでの余計なフォアボールは反省しないといけませんね。収穫という意味ではインコースをつくことができたので、そこはよかったと思います。守ってくれた野手の皆さんに感謝したいです」

栗山語録

栗山監督

Q.加藤投手の投球を振り返って
「あれだけだったんでね。でも、よく投げてくれた」

Q.斎藤佑投手と白村投手が無失点に抑えました
「本人へはどこでも行くよと伝えてたんだけど、イメージと違うところだったかもね。でも勝負するところで勝負しないといけない」

Q.大谷選手が2試合連続で本塁打を打ちました
「それを期待している」

Q.明日からの埼玉西武ライオンズ戦に向けて
「これ以上バックしないように、必死になって戦っていくしかない」

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