

広報レポート<被弾で遠のいた勝利>


最後の最後まで諦めることなく、見せ場を作るところまではいきました。5点を追う9回。1死から代打・西川選手が右中間スタンドにソロアーチを放ち、さらに、つないで2死一、二塁に。田中賢選手が放ったのは、右翼手の前に落ちそうな飛球でした。一度はワンバウンド捕球と判定されたものの、審判団が協議した結果、ノーバウンド捕球と認められてゲームセットの宣告が下されました。次は野手出場5試合連続でホームランを記録している大谷選手。6試合連続となれば同点に追いつく展開となっただけに、やり切れなさの残る幕切れとなりました。
一発攻勢で試合を優位に進めた前日の試合から一転、今度は一発攻勢で涙を飲む一戦となりました。先発・吉川投手は3回1死で先制ソロを浴びると、同点に追いついた直後の4回1死でもソロアーチ。ストライク先行のピッチングを徹底していながらも、ともに追い込んでからの被弾には悔しさが残ります。7回には3番手でマウンドに上がった井口投手が四球をきっかけに3ランを浴び、緊迫していた展開が一気に崩れたのも痛恨でした。
その広さから、他球場よりもホームランの出やすいヤフオクドーム。投手陣にとっては、一発を避けることが最優先となります。ゴロを打たせるか、フェンスオーバーを許さない力のあるボールを投げ込むか、もしくは狙って三振を奪いにいくか。有原投手がお手本のような投球でゴロアウトの山を築いて先勝したこの3連戦。明日は有原投手以上にゴロアウトの比率が高い加藤投手が先発マウンドに上がります。敵地でのカード勝ち越しはルーキー左腕に託されることになりました。
先発投手コメント

吉川投手
<5回 球数98 打者24 安打6〈本塁打2〉 三振3 四球3 失点・自責点2>
「きょうはインコースを攻めたんですけど、あの(本塁打2本)2球だけ完全に甘いところに入ってしまいました。失投でした。流れを作れず申し訳ない気持ちでいっぱいです」
栗山語録
Q.9回に追い上げを見せました
「結果が大事なんでね。粘ることはいいんだけど...オレの責任です」