2016.06.20 MON
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広報レポート<本領発揮はこれから>

バース投手
レアード選手

今季5勝目を挙げたバース投手はヒーローインタビュー後にポケットからウイニングボールを取り出し、スタンドにいる少年に手渡しました。レフトスタンドへは、帽子をとり深々とお辞儀。感謝の気持ちを込めてスタンドに手を振り続けました。日本に来て約4ヶ月。環境に慣れてきたバース投手の順応力は日常生活だけではなくマウンド上でも発揮されました。

四球を与えたのは初回の先頭打者だけ。初回に先制点を献上しましたが、2回、3回を三者凡退に抑えました。6回を投げ切りゴロアウト8つ。ツーシームを武器に低めに集める投球スタイルが持ち味のバース投手。三振は4つと特別多いわけではないですが、日本人打者の特徴を少しずつ掴んできている感じがします。2失点目に対して「インコースに投げるつもりが、少し肩が開いて甘いところに入ってしまった」と反省。先発登板を果たした最近3試合の数字が調子のよさを表しています。必ず6回以上を投げて毎試合クオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以下)を記録。開幕直後は3連敗を喫しましたが、いまは5勝5敗と盛り返してきています。その好調の要因はバース投手の順応力と研究心に秘められているに違いありません。

バース投手に白星をもたらしたのは、スシポーズでお馴染みのレアード選手の逆転2ラン。インコースに入ってきたスライダーを振り抜きました。「アノーソウデスネ、サイコーデシタ」と日本語でコメントをする助っ人外国人。バース投手に並んで、レアード選手も日ごろから意欲的に日本語を学んでいます。異国の地で戦うこの2人の向上心はチームに大きな影響を与えています。

先発投手コメント

バース投手

バース投手
<6回 球数78 打者24 安打6 三振4 四球1 失点・自責点2>

「フォアボールを1つで抑えられたのはよかったんですけど、2点目だけ悔やまれます。(4回の)筒香に対して、インコースに投げるつもりが、肩が開いて甘いところに入ってしまった。たった1球なんですけど、そこを抑えないといけない。反省して次の登板に生かしたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.きょうの試合を振り返ると
「バースがよく粘ってくれた。嫌な感じがあったところでレアードもよく一発でひっくり返してくれた。(交流戦は)これだけ左ピッチャーと当たってうちあぐねていたからね」

Q.岡選手が復帰して2安打
「遅い!(笑)。でも、覚悟を感じたね。ここからが大事」

Q.交流戦は10勝8敗
「申し訳ない。きっかけにできなかった事実はある。でも、時間はあるからしっかりやっていく」

Q.交流戦での収穫は
「翔平(大谷選手)がDHを外す中でリズムを思い出してくれた。それはよかったかな」

Q.ここからの戦いは
「目一杯いく。まずはオールスターまで。(どう戦うかは)楽しみに見ててください」

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