2016.06.27 MON
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広報レポート<絶望の縁から>

ガッツポーズをする田中賢選手
タイムリーを放つレアード選手

「いかに岸投手を攻略するかが大事になる」白井コーチは、試合前にこう語りました。1点差ゲームになるので点は先に与えられない、誰もがこの試合展開をイメージしていたはずです。ただファイターズは初回から4失点。田中賢選手も「絶望的な感じだった」と振り返る最悪の滑り出しでした。3回までに3点を奪い返すものの中押しでさらに3失点。出だしは絶望的、中盤に突き放され、ライオンズのマウンドにはエースが君臨し続ける。その様な展開にも関わらず、最後まで諦める事なく7回に集中4安打で5得点。4点差のビハインドをひっくり返す逆転勝利でした。

大嶋選手のプロ入り初打点となるセンターへの犠牲フライを口火に反撃ののろしをあげると、陽選手、矢野選手が四球を選んで塁を埋めて、5番田中賢選手の打席。2アウトカウント0-2からフルカウントまで粘り、直球をしぶとくレフト前へ運ぶ同点適時打、らしいヒットで同点に追いつきました。続くレアード選手は10球粘った末に、最後は外の変化球をセンター前しぶとくに運ぶ技ありのヒット。「みんながつないでくれた打席」と形容するように打線が一丸となって5点を奪いました。

「絶望的だったけれども遥輝が(初回の内野安打)出てくれたから。そこからだね。」と我々が絶望をしていた瞬間には、既に逆転勝利への伏線が張られていました。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<5回1/3 球数111 打者27 安打6〈本塁打1〉 三振4 四球5 失点・自責点7>

「相手投手が岸だっただけに1点が大事になる試合だったんですけど、初回から制球が定まらず立て直すのに時間がかかってしまいました。チェンジアップも入らなかったですし、フォアボールの多さがリズムを悪くしてしまったと思います。粘りきれず残念です」

栗山語録

栗山監督

Q.田中賢選手の同点打が勢いをつけました
「みんなでつないで一番信頼できるところにいい形で回った。こちらは信じてベンチで待っているだけだった。賢介らしい打ち方だったし、素晴らしかった」

Q.レアード選手が決勝打
「打席の内容がすごくいい。ファウルしながらね。(岸投手が)球数いって、チャンスがあるところだったし。賢介、レアードには引っ張ってもらっている」

Q.中田選手に代打
「腰の張りがあるということなので」

Q.5連勝です
「いい形で勝つことができたけど、明日勝たないと意味がない。全員でぶつかっていく」

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