

広報レポート<再び連勝街道へ>


右中間に伸びていく打球は右中間席に着弾しました。6月15日横浜DeNA戦以来となる中田選手の本塁打。メンドーサ投手の力投を援護する逆転2ランを放ちました。しかし、チームは連勝記録を伸ばせず15試合ぶりに黒星を喫しました。
通算150本塁打を放った中田選手は、まったく笑顔を見せませんでした。「チームが勝たないと意味がない」。自己記録は二の次。チームの勝利を最優先に考え、4番としての責任を感じながらプレーしています。これを機に本塁打量産体制に入るのか。本来の打撃を取り戻すきっかけになるのであれば、敗戦の中にも大きな収穫はあったはずです。主力選手として戦う以上、期待とプレッシャーは常に交錯しています。ここをどう乗り越えていくか。窮地に追い込まれた時にどう立ち振る舞うか。本質が問われる時かもしれません。
チームの雰囲気も、連勝が途切れたからと言って、変わることはありません。肩を落とす選手もいなければ、すでに明日の戦いに向けて準備を進めています。明日の第一歩が重要になってきます。再び勝利を積み重ねていくためにも、明日の戦いをどう迎えるか。オールスター前の最後の試合を全力で取りに行きます。
先発投手コメント

メンドーサ投手
<6回 球数99 打者25 安打4 三振3 四球3 失点・自責点3>
「逆転してくれた後の1点はなんとしても抑えないといけなかったね。要所で打たれてしまい、粘り切るピッチングができなかった。ボールが少し高めに浮いていたことも反省しないといけないね。チームが勝ってくれることを祈るよ」
栗山語録
Q.連勝が止まった
「内容的には悪いものではなかった。勝たせてあげられなくて申し訳ない」
Q.中田選手が通算150本塁打
「(復調の)きっかけになってくれればいい」
Q.大谷選手は1安打もチャンスで凡退
「きょうは疲労があったかな。ただ、体(指)は大丈夫そうだね」
Q.前半戦は残り1試合
「(連勝が)止まってからが大事。もう一度ガーッと行きたい」