2016.08.03 WED
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広報レポート<必死のアピール>

杉谷選手
大谷選手

2回を終わって同点。そこから決め手のないまま進んだ試合は、5回に一気に動き出しました。1死一、三塁で陽選手が中前に適時打を放ち勝ち越すと、2死満塁となったところで打席に立ったのは岡選手の代打、杉谷選手でした。「ファーストストライクを打ちに行こうと思っていた」。その言葉通り、初球のまっすぐをフルスイングすると、打球は右中間を深々と破っていきました。走者一掃の3点適時三塁打。快進撃を続けるチームの勢いに乗り遅れるわけにはいかないと考えていたムードメーカーの一打が、今季6度目の2ケタ得点を演出することになったのです。

「とにかく強く振れることをアピールしたかった」と言います。シーズン序盤に右手の有鈎骨を骨折するアクシデントに見舞われました。交流戦の開幕に合わせて一軍復帰。しかし、状態は万全ではなく、特に左打席ではなかなかフルスイングできずにいました。スタメン出場は相手投手が左腕で、右打席に入るときだけ。スイッチヒッターとして、もどかしい日々を過ごしてきました。状態が上向いてきたことを実感できるようになったのは最近。それだけに、左打席で結果を残す機会を虎視眈々と狙っていたのです。左でも打てることをアピールすべき打席で、3打点という最高の結果を出してみせました。

7回の第2打席では一塁への内野安打で出塁し、ヘッドスライディングで二盗にも成功。大谷選手、中田選手の連続適時打につなげ、試合を決定づけました。黒星スタートとなった8月も大勝で初勝利。今季初のヒーローインタビューを受け、首位・ホークス追撃への怪気炎をあげました。眠っていた戦力が、また一人、目を覚ました瞬間でした。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<3回1/3 球数75 打者19 安打7 三振4 四球3 失点・自責点2>

「先頭打者へのフォアボールがリズムを悪くしてしまいました。ボール先行のピッチングになってしまいましたし、試合を作れず残念です。中継ぎ陣の皆さんに負担をかけてしまい、申し訳ない気持ちです」

栗山語録

栗山監督

Q.杉谷選手が期待に応えてくれました
「あたったね。(杉谷)拳士の状態が上がってきているのは、わかってたから。あれが普通」

Q.大谷選手が猛打賞の活躍でした
「きのうは打ってないからね。打線が落ちてきている中で、あの活躍は頼もしい」

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