

広報レポート<勝因は守備からのリズム>


記録上失策となりましたが、田中賢選手の執念の当たりがチームにサヨナラ勝ちをもたらしました。延長11回のロングゲーム。初回に3点を奪われましたが、5回にレアード選手の左越え2点適時打で同点に追いつき、最後まで諦めない姿勢をチーム全員が貫きました。
勝因は守備から作り出したリズムにありました。先発の新垣投手が序盤に降板すると、4回からは6人の中継ぎ陣が継投し、相手打線を見事「0」に抑えました。勝ち投手になった鍵谷投手。8月6日のホークス戦から4連投となりました。きょうも10回からマウンドに上がり、イニングを跨ぐ活躍をみせました。11回無死1塁の場面で味方の失策でピンチを招きましたが、後続を併殺打で抑え「0」に抑えました。
試合前にはプロバスケットボールチーム・レバンガ北海道の西川選手と対談を行っていました。北海道出身のプロスポーツ選手同士。両選手とも地元のプロスポーツチームに所属し、大車輪の活躍をみせています。日本代表に選出されたレバンガ北海道の西川選手。お互いが今後の活躍を誓い合いました。観戦する西川選手の前での勝利投手。刺激を受けて結果を出す。これこそがプロスポーツ選手の力なのでしょう。刺激し合う存在となり、お互い高みを目指してもらいたいものです。
先発投手コメント

新垣投手
<3回0/3 球数72 打者17 安打7 三振3 死球1 失点・自責点3>
「2アウトから連打を浴びて、初回から試合を崩してしまいました。甘い球が多くて、決め球を投げきれなかったことが反省です。久々の先発で結果を出せず悔しいです。きょうの反省を次回に生かせるように修正していきたいと思います」
栗山語録

Q.4時間を超える試合はサヨナラ勝ち
「勝つために必死にやっているだけ。なかなか流れがこない中で、ピッチャーがよく頑張った。目一杯行ったし、負けるのと勝つのでは大きく違う」
Q.最後は田中賢選手が決めた
「こういう試合は誰が決めたというのではなく、誰が決めてもいい、という試合」
Q.首位・ホークスに3ゲーム差
「ゲーム差は関係ない。1回も負けないようにやっている。それで最終的にどうなっているか。あしたも目一杯いく」