

広報レポート<共に13安打でも>


試合前のファーストピッチセレモニーに首位打者7回、ベストナイン16回、通算安打数は3,085本のレジェンド張本勲氏が登場して幕を開けた「レジェンドシリーズ2016」。東京ドーム、札幌ドーム、そして旭川スタルヒン球場の主催11試合を、1974年前期に着用していた日本ハムファイターズ初代ユニフォームを身に纏い戦い抜きます。
この試合は日本球界が誇るヒットメーカー張本氏の前でファイターズ打線は8月8度目となる2桁13安打をマーク。しかし奪った得点は近藤選手、中田選手が放ったソロ本塁打2本による2得点のみと噛み合いませんでした。一方イーグルスは同じ13安打で9得点、初回、5回にヒットを集中させビッグイニングを2度作り出しました。先発バース選手も「連打を浴びた事が良くなかった。自分のペースを崩してボール先行の投球になってしまった」と反省の弁を述べました。
それでも中田選手は3試合連続本塁打、中島卓選手は3試合連続安打、そして西川選手は3安打猛打賞でいよいよ打率が.310まで上昇するなど、選手個々人を見れば打撃陣も調子が上向きになっているのもまた事実です。伝統のユニフォームでホークス追撃体制を整えていきます。
先発投手コメント

バース投手
<4回0/3 球数85 打者25 安打8 三振3 四球3 死球2 失点・自責点8>
「序盤は状態はよかったんだけど、初回に連打を浴びてしまったことがよくなかったね。そのため、自分のペースを崩してボール先行の投球になってしまった。余計な四死球も多かったね。自分の役割をこなせず残念だよ」
栗山語録

Q.試合を振り返って
「多くのファンの方達が来ているのに、こんな試合になってしまって申し訳ない。悔しいけど、この現実を受け止めて、また明日からやっていくしかない」
Q.バース投手の投球を振り返って
「こういうことはある。先発が5回まで投げられないときついものはあるけど、それも含めて一生懸命やっていくしかない。それぞれ反省材料はあると思うから、そこは個人で考えていかないといけない」
Q.中田選手が3試合連続本塁打を打ちました
「だいぶよくなってきたね。ダイカンと西川も安心材料になる。勝負はこれからだから、最後まで粘って粘って食らいついて戦っていく」