

広報レポート<活躍を支える存在>


1発目は右翼席へ。2発目は左翼席へ。そして3発目は左翼席中段まで運んでみせました。自身初の1試合3ホーマー。自己最多となる35号本塁打と5安打7打点の大活躍でチームに大きな勝利をもたらしました。この2試合で9打数8安打9打点。その好調の秘密は家族の存在にありました。
シーズンが開幕してから異国の地、日本で共に生活をするラナ夫人と愛犬リビー。ラナ夫人はシーズン中もたびたび遠征地に足を運び声援を送ります。そんな中、趣味の登山を延長線上にラナ夫人が挑戦したことがありました‥
アクティブな性格を持つラナ夫人。夫の東京遠征を理由に富士山登頂を決心しました。チームは東京ドームで試合が行われるなか、ラナ夫人は8月31日の早朝に登頂。8合目で仮眠をとり一気に登ってみせました。頂上から見る景色。「寒かったけど、とても美しかった」と感動。登頂した者にしか分からない格別なものだったに違いありません。日本で一番高い所。それはチームが目指す所でもあります。逆転優勝を目指すチームの思いを背負い、ラナ夫人は「夫の活躍とチームの日本一を」と、荘厳な日の出を見ながらご来光を拝みました。
レアード選手は妻の登頂成功の翌日から打撃が急上昇。9月1日の楽天戦では本塁打を放ち、この3日間で13打数9安打5本塁打10打点の活躍をみせています。これは間違いなく「スシパワー」のお陰ではなく、活躍を支える家族の存在が大きな力となっています。シーズン残り20試合。自己新記録34号を超えて新境地に立つレアード選手。ラナ夫人を再度日本一の所に連れて行くために最後の最後まで諦めるわけにはいきません。
先発投手コメント

高梨投手
<7回 95球 打者28 安打5〈本塁打2〉 三振2 四球2 失点・自責点4>
「(初回)点を取ってくれたあとに点を取られてしまったので、そこは反省しないといけませんね。ホームランは両方とも失投だったので、しっかり投げ切らないといけなかったですし、次回はもう少しテンポのいい投球を心がけていきたいと思います。きょうは野手の皆さんに感謝したいです」
栗山語録

Q.レアード選手が3本塁打7打点で完全復調
「復調っていうか、分散しろって(笑)」
Q.高梨投手が7回まで粘りの投球
「疲れている中でどう投げるか。勉強になったんじゃないかな。頑張ってもらった」
Q.逆転負け翌日の大勝
「いろんな選手にいろんなことがある。でも、最後までしっかりとやり切るしかない。これからが勝負。くっついて行く」