2016.09.13 TUE
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広報レポート<右越え適時打を放ったのは・・・>

勝ち越し二塁打を放った中島卓選手
勝ち越しのホームインを踏む選手たち

前日まで長打率は両リーグ規定打席到達者の中で最も低い.262、104安打のうち長打は僅か9本。その中島卓選手が放ったシーズン10本目となる長打は、前進していたライトの頭を悠々と超える値千金の適時二塁打。2対2と均衡した投手戦に終止符を打つ一打となりました。「まさか越えるとは思っていなかったけれども・・・頭が真っ白になったので打ったあとの事は覚えていません」自身でも驚きの右越え適時打は、「7回」「同点」「走者二塁」「緩い球(チェンジアップ)」と逆方向に粘りのバッティングをベースとしている中島卓選手でもライトの頭を越える条件が揃っていました。

シーズン序盤は打撃は3割近くの数字を残す好調ぶりでしたが、8月の月間打率は.155と苦しんでいました。それでも指揮官の信頼が揺らぐ事はなくスタメン出場が続きました。打球が外野の頭を越えた瞬間にベンチにいる選手は総立ちで喜び、球場の雰囲気も一転。ヒーローインタビュー直前のロッカールームでは「苦しい時期に中田さんに支えてもらったおかげですと言えよ」と隣席の先輩、中田選手から冗談混じりに声をかけられると、後輩西川選手はインタビューをわが事のように嬉しそうに眺めていました。この一幕からも栗山監督が信頼している訳が垣間見えました。

21時45分。ヒーローインタビューや報道陣の取材を終えた中島卓選手はバット片手にTシャツ姿で廊下に姿を現しました。この姿こそが監督、チームメイト、そしてファンからも信頼される最大の理由なのでしょう。

先発投手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<5回 球数87 打者20 安打4 三振9 四球1 失点・自責点2>

「先制点を取られてしまったんですけど、野手の皆さんが追いついてくれたので感謝したいです。内容的には、ランナーを出してからが課題ですね。後半はよくなってきてたんで、きょうの反省を次に生かしていきたいです」

栗山語録

Q.大谷投手が164km/hを記録しました
「打たれたら意味がない。でも、バランスはよくなってきている。やろうとしていることが少しずつ結果に現れてきているかな」

Q.中島卓選手の右越え二塁打で勝ち越しました
「素晴らしかったね。(バファローズの)西もよかった。そこに対してなんとかするんだ、という気持ちが出ていたよね。誰がとかではなく、皆んなで勝ち切るということ」

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