2016.09.18 SUN
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広報レポート<“次の1点”を許さない>

先発の高梨投手
勝ち越し打を放った大谷選手

立ち上がりの2死二塁から左前打を浴び、先制点を許しました。それでも逆転勝ちに結びついたのは、打線の早い援護はもちろん、先発が崩れなかったことが大きな要因です。先発マウンドに上がった高梨投手は2回以降、走者を出しながらも粘りを披露しました。まっすぐ中心に相手を封じ込めてリズムに乗ると、6回までの5イニングで浴びた安打は1本だけ。特に変化球を低めに制球できた5回と6回は連続三者凡退。プロ3年目で初めての2ケタ勝利を手中に収めました。

先発投手が初回に失点したのは、これで4試合連続。しかし、前日の増井投手に続いて2試合連続でチームに勝ちをもたらしたのは、失点してからのピッチングでした。逆転してもらうまで「ゼロ」を続けられるかどうか。実際、同点に追いついてもらった直後の2回と3回をしのいだことで、大谷選手の適時打が決勝打になりました。“次の1点”を許さずに我慢していれば、必ずチャンスは訪れる。その“次の1点”を先に奪ったファイターズが優位に試合を運び、4回の追加点へとつながっていったのです。

負けられない試合が続く中で、3連戦を連勝スタート。何よりも大きいのは、9月に入って苦戦してきた先発投手陣に、再び光が差してきたことでしょう。

先発投手コメント

先発の高梨投手

高梨投手
<6回 96球 打者23 安打3 三振4 四球2 失点・自責点1>

「初回は変化球が高めに浮いて点を取られてしまったんですけど、きのうの増井さんのピッチングを見習って、徐々に変化球を低めに集められましたし、そのあとを粘ることができてよかったと思います。野手の皆さんもすぐに追いついてくれたので、気持ちを切り替えて投げられました」

栗山語録

栗山監督

Q.先発高梨投手は10勝目をマーク
「リリーフから先発と配置転換が難しい中よくやってくれた。新人王を決める人がどう見ているかは分からないけれども、僕の中では高梨(が新人王)。もちろん成績のためにやっているわけじゃないけれどね」

Q.宮西投手も39HPでタイトルをほぼ手中に
「素晴らしい。信頼していってもらっているだけ。ありがとうとしか言えないね」

Q.他のパ・リーグ5球団に勝ち越しが決定
「よかったけど、そこが目標ではないから」

Q.残り10試合に向けて
「みんなで力を合わせてしっかり。自分たちらしくやるしかない」

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