2016.10.14 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
1
0
0
0
0
0
0
4
0
0
0
0
0
0
0
X
R
H
1
7
4
7

勝負強さを感じるファイターズ

ホームランを放つレアード選手
先制打を放った近藤選手

ソフトバンク千賀のフォークボールを捉えたレアード選手の打球は左翼スタンドへ着弾。追い込まれながらもフォークボールを待っていたというレアード選手。甘く入ってきたところを見逃しませんでした。きのうの同点ソロに続き、先発有原投手を援護する3ラン。「流れを引き寄せる一本を打ててよかった」と、この短期決戦で勝負強さを発揮しました。

ソフトバンク千賀との通算対戦成績は15打数2安打(1本塁打)。9月21日の決勝2ランも同投手からでした。先制打を放った近藤選手もシーズン中は5打数0安打と千賀に対して安打を記録していませんでした。相性、技術云々ではなく気持ちで勝負するのがこの短期決戦。全員の戦う姿勢が前面に出た価値ある一戦となりました。

先発・有原投手も3回にソロ本塁打を浴びましたが、後続を断ち切り7回1失点の好投を見せました。最初と最後のイニングを三者凡退で締めくくり、ゴロの山を築きました。「6回の松田さんに対してもフォアボールだったらヒットの方がいいと思って、思い切ってストライクゾーンに投げました」と、無四死球の投球。投打ともに勝負強さを発揮し、日本シリーズ進出に王手をかけました。ファイターズらしい試合を最後の最後まで貫きたいところです。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<7回 球数99 打者26 安打5〈本塁打1〉 三振7 四死球0 失点・自責点1>

「フォアボールがなかったことがよかったですね。6回の松田さんに対してもフォアボールだったらヒットの方がいいと思って、思い切ってストライクゾーンに投げました。全体的にゴロを打たせることもできましたし、守備に助けられながら投げさせてもらいました。初回に4点を取ってくれた野手の皆さんに感謝したいです」

栗山語録

栗山監督

Q.初回にいきなり4得点
「遥輝のアプローチが素晴らしかった。ものの見事に攻めて、前半を戦えた。ワンチャンスしかないと思っていたし、こういうことでチームは前に進む」

Q.打線の組み換えが奏功
「やるのは選手だから。みんな素晴らしかった」

Q.有原投手が7回1失点
「立ち上がりは探りながらの感じだった。無死二、三塁でよく頑張った。いろいろ苦労してきたことを、大舞台で活かすことができたんじゃないか。勝たせてあげたかったから、良かった」

Q.日本シリーズ進出まであと1勝
「最後にひとつ勝つのが難しい。簡単に行くわけがないから気を引き締めないといけないし、きちんとした野球をしないといけない。全力でぶつかっていく。その瞬間、瞬間で負けないようにやる」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート