2017.03.04 SAT
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広報レポート<失敗は克服につながる>

中島選手
谷元投手

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する選手がいまファイターズのユニホームを来ていたら、これだけの大敗はなかったかもしれません。しかし、裏を返してみれば、それは彼らがいなかったからこそ見つかった課題がある。まだ3月第1週。3月30日の開幕戦、そして、長いシーズンを見据えれば、十分に克服が可能なものに違いありません。選手個人としてもチームとしても、成長するために必要な道を通ったと感じられる一戦でした。

三塁を守った近藤選手やルーキーの石井一選手、そして、中堅に入った西川選手が失策を記録しました。しかし、考えてみれば、日本シリーズを制覇した昨シーズン、3選手とも“そのポジジョン”に就いてはいませんでした。「新しいチームにならなければ連覇はない」。栗山監督がそう話し続けている通り、チーム全体でチャレンジしているからこそ起こり得ることです。この時期に、何が問題で、何を練習すればいいのかが分かるのは、大きなプラスです。失敗があった後は、どう克服するか、がテーマとなります。

もちろん、失敗ばかりあっていいわけではありません。3番手として7回に登板した谷元投手は、下位打線が相手とはいえ、まったく危なげなく三者凡退で1イニングを抑え切りました。すでに絶大な信頼を勝ち取っている選手が順調な仕上がりを見せているのは何よりの安心材料です。オープン戦は始まったばかり。目の前の勝利ではなく、公式戦で勝利を挙げるための試合が続きます。

先発投手コメント

エスコバー投手

エスコバー投手
<2回2/3 72球 打者18 安打6 四球3 死球1 三振0 失点6 自責点4>

「3回は不運な形となったけど個人的には感触はよかった。全球種投げられたし、徐々に球数を増やして開幕に向けてしっかり準備していきたい」

栗山語録

栗山監督

Q.ミスも絡んでの敗戦
「全部、勝つと言っていたので。すみません」

Q.先発エスコバー投手が乱調
「ミスも絡んでの失点だったので。もう少し様子を見ます」

Q.2番手の浦野投手がまずまずの投球内容
「故障明けで、ずっと頑張ってきた。いいモノはある。投げっぷりも良かった。あとは状態を上げていくだけ」

Q.3番手の谷元投手が好投
「やっぱり、違いますね」

Q.横尾選手らの複数の守備位置をテストした
「すべてシーズンに向かって意味がある。(開幕で)ベンチにいる可能性がある選手は、自分の幅を広げていかないといけない」

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