2017.05.02 TUE
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広報レポート<リスタート>

今日のヒーローの3人
本塁打を放ったレアード選手

成績6勝19敗と大幅に負け越した3月、4月の雪辱を晴らすかのように、昇格したばかりの淺間選手や、先発・高梨投手の完封勝利で5月頭の初戦を白星で飾りました。「僕にとって今日が開幕です」とお立ち台で気合を入れた淺間選手。若手選手の躍動がチームに大きな刺激を与えています。

4月の戦いを振り返れば、あと一本出ない、踏ん張れない、という試合がいくつもありました。理想的な試合運びができなかったことが大きな敗因となっていました。しかし、5月に入って第一戦。今まで噛み合ってなかった歯車ががっちりはまりました。2回2死二、三塁の最初のチャンス。中島卓選手が今季初タイムリーとなる先制の中前打を放ちました。インコース真っすぐを粘りながら、最後は外角低めスライダーに食らいつきました。「追い込まれていたので、ヒットを打ったというより、なんとか粘って打てたっていう感じですね」。追い込まれたあとに粘るスタイルは、中島卓選手のセールスポイントでもあります。“らしさ”が出た内容のある打席でした。続く、2死満塁で迎えた淺間選手の打席。内に入ってきた真っすぐを捉えました。右翼線に運ぶ2点二塁適時打。今季初打席、初安打、初打点と昇格した日に勝負強さを発揮しました。

投打の「打」のヒーローが中島卓、淺間の両選手とするならば、「投」のヒーローは高梨投手。安打を許したのは僅か3本でした。それも4回と5回のみ。立ち上がりは四球で走者を許しましたが、6回以降はロッテ・鈴木にこそ死球を与えましたが、そのほかは無安打無四球と修正を効かせた投球を披露しました。自身二度目の完封勝利。昨年新人王に輝いた高梨投手のギアが一気に上がりました。周囲は特に驚くことはありません。このぐらいの成績を残せる選手だということ。本来の力が発揮された試合となりました。投打が噛み合えば試合に勝つ。5月最初の重要な試合を白星で飾れたことは、チームにとって大きな一歩となりました。本格的にギアを入れてアクセルを踏み続けます。

先発投手コメント

先発の高梨投手

高梨投手
<9回 136球 打者33 安打3 三振6 四球3 失点・自責点0>

「本当に今日は野手の皆さんに守っていただき、点を取ってもらったことで楽に投げられました。ファンの皆さんの声援もあり、やっぱり札幌ドームは力で出ると思いました。(完封は)まだまだいける感じがありました。9回の3アウト目を取った時は、本当に気持ち良かったです」

栗山語録

栗山監督

Q.2ケタ得点に完封で快勝
「淺間よくやった。緊張していたと思う。(試合運びが)思い通りというか、ボール球を振らないで四球を取っていくというのがウチの野球。それで勝ちが近づく。みんなでつないで淺間に回した」

Q.田中賢選手が今季初本塁打
「賢介らしい形になってきたね」

Q.高梨投手が完封
「尻上がりだった。点差が広がったときに持ち味が出た。『勝たないといけないんだな』と思った。負けが込むと思い切りやらせてあげられないんだなと分かった」

Q.5月は白星スタート
「明日のことばかり考えている。ひとつでも多く勝っていくということ」

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