2017.05.04 THU
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広報レポート<攻める気持ち>

ファンの声援にこたえるレアード選手
適時二塁打を放つ淺間選手

今季初の同一カード3連勝を決めて、最近6試合を5勝1敗。5月の声を聞いて上昇気流に乗り始めたチームの快進撃を予感させる攻撃でした。初回。先頭打者の西川選手が中前打で出塁すると、打席には3試合連続で2番起用された淺間選手。初球からバットを寝かせませんでした。作戦は「バント」ではなく「打て」。結果は右飛に倒れましたが、この作戦が先制にしっかりとつながりました。

初回無死一塁になったのは今季28試合で8度目。その場面でバントを試みなかったのはこれで2度目です。前回は開幕戦。打線に元気がない状態が続いたため、それ以降は『とにかく1点を取る』野球をやるしかありませんでした。本来、栗山監督が目指すのは『攻めダルマ』。序盤に大量得点し、試合を優位に運ぶ野球です。相手に1アウトを簡単に与えるのではなく、攻めて攻めて攻めまくる。中田選手の四球に続いて、“5月男”のレアード選手が先制の7号3ランを放ちました。今季初めて初回に2点以上を取ったという事実は、指揮官の目指す野球ができ始めた証拠でもあります。

「レアードの3ランで楽な気分で投げられた」。先発マウンドに上がって7回無失点で2勝目を挙げた加藤投手は、そう振り返りました。『1点も取られないピッチング』を強いられた4月とは一変。正真正銘、歯車が噛み合ったといえる試合になりました。7回には四球から3本の適時打で3点を挙げて試合を決めました。メンバーが揃い、不調だった選手の状態も上がってきました。借金を返済する態勢は着実に整っています。
ここから一気に行きたいところです。

先発投手コメント

先発の加藤投手

加藤投手
<7回 102球 打者25 安打5 三振6 四球1 失点・自責0>

「初回にホームランとかで援護をしてもらい、しっかり守ってもらった野手の方に本当に感謝したいです。あとはブルペン(中継ぎ陣)の方々に、任せます。調子自体は、まずまず良かったです」

栗山語録

栗山監督

Q.加藤投手が7回無失点の好投をみせました
「キャンプでのブルペンを思い出しながら、見ていた。怖がらずに腕を振って投げていた。なんとかしよう、という気持ちが見えたね」

Q.試合終盤、失策を絡めた失点がありました
「苦しい状況でやってきているけど、まだ『しっかりやりなさい』ということ。(全力を)尽くしきれてない」

Q.明日からのビジター戦に向けて意気込み
「本当にここから。慌てずに一つひとつ、がむしゃらにやっていくだけ」

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