2017.05.05 FRI
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広報レポート<諦めなかったから、今日がある>

ハイタッチをする浦野投手
本塁打を放つ中田選手

今シーズン、オリックス・バファローズとの直接対決は0勝5敗。まだ勝ち星を挙げていませんでした。対する先発投手は4月9日(京セラ)に完封負けを喫している西投手。154球と多投させたものの、反撃の糸口を掴めず惜敗していました。指揮官が先発マウンドに送ったのは今シーズン初先発となる浦野投手。ファームでは6試合に先発し、合計33回を投げ、防御率0.82と状態を上げていました。

先頭打者に二塁打を打たれるなど、序盤は走者を背負いましたが、イニングを重ねるにつれ徐々にペースを取り戻し、スコアボードに「0」を並べました。角度のあるフォークと緩いカーブを低めに集め、5つの三振を奪いました。6回途中無失点の粘投。復帰登板として十分の内容でした。試合が終わると黒木投手コーチから「おかえり」と言葉をかけられ、他コーチ、選手達とも握手を交わしました。怪我で泣いた昨シーズン。ヒーローインタビューで発した「終わったかなと思った」という言葉が全てでした。「また投げられるか分からない」という絶望からの復帰劇。想像以上に苦しかったはずです。崖っぷちからのスタート。2015年6月10日ジャイアンツ戦以来となる695日ぶりの白星を挙げました。

打線も近藤選手の右犠飛で先制すると、中田選手が2ランを放ち初回に3点を先制しました。中盤には西川選手の中犠飛で加点し、終盤にも矢野選手の代打タイムリーと大田選手の適時二塁打でダメ押し。同一カード3連敗を喫した4月の対戦とは一変、理想的な展開で試合を運びました。

5月に入って4連勝。どん底を味わったチームは、這い上がるしかありません。復帰を果たした浦野投手の思い、そして底辺から駆け上がるチーム。紆余曲折のストーリーがあるからこそ、逆転劇のドラマが作り上げられるのでしょう。

先発投手コメント

先発の浦野投手

浦野投手
<5回0/3 72球 打者22 安打6 三振5 四球1 失点・自責0>

「(久々のマウンドで)緊張しましたね。初回、3点取ってくれたのが大きかったです。野手の皆さんに助けられました。(投球内容に対して)真っすぐのコントロールがよくなかったです。甘く入ったところを打たれてしまったので、しっかり投げ切りたかったです。6回、ピンチを切り抜けてくれた鍵谷に感謝したいです」

栗山語録

※本日の栗山語録の掲載はございません

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