2017.05.21 SUN
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広報レポート<チャンスは何度も逃さない>

勝ち越し適時打を放つ中田選手
難しい打球を見事ジャンピングキャッチする杉谷選手

二塁ベース上でベンチに向かって大きくこぶしを突き上げてみせました。1点リードで迎えた7回2死一、二塁。打席に立ったのは中田選手でした。狙っていた初球のストレートを迷わずフルスイングすると、打球は伸びて右中間フェンスに直撃。二者を迎え入れる適時二塁打で試合を決定づけました。同点の5回2死一、二塁では三遊間を破る勝ち越し適時打。3打点を挙げて、今季3度目の同一カード3連勝に大きく貢献しました。

「1打席目、2打席目でチャンスを作ってもらったけど、簡単につぶしていた。取り返したいと思っていた」。1回1死一、三塁の第1打席では遊ゴロ併殺に倒れ、1点を先制した直後の3回2死一、二塁でも遊ゴロに押さえられていました。3番に座る近藤選手が5割を大幅に超える出塁率を誇るだけに、中田選手にはチャンスで回ってくることが多くなっています。4番の結果が勝敗に直結する。だからこそ、何度も逃すわけにはいかないのです。

この1週間でみても、16日、17日のイーグルス戦、19日のバファローズ戦と、3試合連続で初回に先制の打点を挙げています。「ダイエットしたから打球が飛ばなくなった」と苦笑いしますが、打点王に輝いた昨年同様、チャンスに一本を出すことが何よりも大きな役割といっていいでしょう。

中田選手は今季2度目、札幌ドームでは初めてのヒーローインタビューを受けました。前回は4月27日。大型連敗が止まり、快進撃が始まったホークス戦でした。その試合から、チームは19試合で14勝5敗。借金を「5」まで減らしました。週明けは上位チームとの5試合に臨みます。交流戦を前にして、最後の正念場。しっかりと乗り切るためには、4番のバットがカギを握っているのは間違いありません。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<7回 103球 打者29 安打6 三振3 四球1 死球1 失点・自責点1>

「ストライクゾーン目掛けてアグレッシブにいったよ。ツーシームもチェンジアップもよかったと思う。5回の失点だけはなんとか抑えたかったね。(大野)ショウタの本塁打もあったし、中田の追加点も大きかった。このまま勝ってくれることを祈るよ」

栗山語録

栗山監督

Q.オリックスに3連勝
「それはあまり考えていない。とにかく、まだ借金が5つある。それを返すことだけを考えていく」

Q.メンドーサ投手が好投
「今日は非常にボールが強かった。いいところが出ていた。前回は危険球退場で悔しい思いをしていたので、やってくれると信じていた」

Q.大野選手が先制本塁打に好リード
「素晴らしかった。奨太は状態が上がっていることは分かってはいた。これからも、いろいろとやってくれると信じている」

Q.中田選手も決勝打を含む3打点と活躍
「なかなか思うようにいかない部分もある中で、これから安心してやれると思う。自分の形が作れると思う」

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