

広報レポート<チャンスを生むために>


試合の入りは昨日とほぼ変わりありませんでした。先発投手が立ち上がりから打ち込まれ、初回から大量点を失いました。4回終わりには3対11と大差をつけられ、なお試合の主導権を握られていました。しかし、選手たちは闘志を燃やし続けました。4回には近藤選手の適時打で1点を返すと、5回には代打・杉谷選手の適時二塁打などで4点を返しました。一時は7対11まで縮まりましたが、流れを完全に引き寄せるには、もう一踏ん張り足りませんでした。
「初回の4点もそうなんですけど、点を取ってくれたあとに追加点を許してしまい、修正ができませんでした」と猛省する有原投手。その言葉のとおり、追い上げムードでは相手打線を「0」で抑えることが必須となってきます。投打が噛み合えば勝利に近づくことは間違いありません。投手陣の踏ん張りが攻撃のリズムを作る。打線が援護すれば投手陣の力になる。お互いの力が発揮されたとき、勝利が近づくはずです。
札幌ドームでの敗戦は5月9日(火)西武ライオンズ戦以来となりました。4勝5敗と負け越していた4月のホームゲームに比べ、5月に入ってからは11勝1敗と大幅に勝ち越していました。4月29日(土)から始まった“WE LOVE HOKKAIDO”シリーズでは、映画「幸福の黄色いハンカチ」のシンボルカラーをモチーフにした黄色いユニフォームを着用。この期間の成績は12勝3敗。まさに幸福を呼ぶユニフォームとなっています。残すところ1試合。宿敵ホークス相手にシリーズ最終戦を白星で飾りたいところです。
先発投手コメント

有原投手
<3回 60球 打者17 安打8〈本塁打2〉 三振0 四球1 失点・自責8>
「初回の4点もそうなんですけど、点を取ってくれたあとに追加点を許してしまい、修正ができませんでした。ゲームを作れず申し訳ない気持ちです。チームが逆転してくれることを信じてしっかり応援します」
栗山語録

Q.一時は追い上げながらも乱戦で敗れました
「これだけ、たくさんの皆さんが見に来てくださったのに申し訳ない」
Q.有原投手が乱調
「有原らしさがいつ出るのか待っている状態だった。結果的にあれだけのボールを投げて点を取られているので、何かあるんでしょう。考えます」
Q.打線はつながったが
「いろいろなことがある。結果的に向こうよりも点が取れなかった。最後まで何とかしようという姿勢は出ていた。ただ、それでも勝てなかったのはこちらの仕事。申し訳ないです。やるべきことは、みんなやってくれた」
Q.28日で交流戦前の最終戦
「いつまでもこのままではなく、上に上がっていって勝負しないと間に合わなくなるので頑張ります」