2017.06.10 SAT
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広報レポート<節目となる試合で初めての試み>

先頭打者本塁打の大田選手
逆転適時二塁打の中田選手

6連敗という暗いトンネルを抜け出したファイターズ。試合は初回、大田選手がプロ2本目となる先頭打者本塁打を放ちチームの士気を高めると、プロ初となる3番に座った中田選手が8回1死二、三塁のチャンスで逆転2点適時二塁打を放ちました。スタンドには感極まって涙を流すファンもいました。試合が終わると、大野選手が栗山監督に花束を渡すと、ヒーローインタビューを終えた中田選手は栗山監督のもとへ足を運び、400勝目のウイニングボールを渡しました。栗山監督400勝目となった節目の試合。中田選手の打順を変えるなど試行錯誤を繰り返す栗山監督の采配が功を奏しました。

豪快なスイングで放った打球はセンター方向に伸び続け、バックスクリーン横に着弾しました。昨年6月5日のファイターズ戦(東京ドーム)以来、自身2本目の先頭打者本塁打となりました。ダイヤモンドを一周した大田選手はホームベース上で雄叫びをあげました。昨日の試合でも2安打を放ち、連日マルチ安打を記録しました。今シーズン初となる猛打賞を記録した大田選手は低迷する打線を鼓舞しました。

もう一人立役者となった中田選手は逆転打を放ち、二塁ベース上でベンチに向かって拳を突き上げ、喜びをあらわにしました。勝利に直結する貢献ができてなかった悔しさや、打撃不振でチームに迷惑をかけていた気持ちなど、中田選手は精神的に追い込まれていたはずです。

主力、中田選手の復活がチームの浮上のきっかけになることは誰もが予想していたはずです。中田選手の打順変更も悩みに悩んだ結論だったことでしょう。選手の成長のカギはどこにあるのか。球団史上3人目となる通算400勝の偉業を成し遂げた栗山政権はチームと選手の成長を求め、進化し続けます。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<6回 80球 打者21 安打2 三振2 四球3 失点・自責0>

「ツーシームがよかったので、変化球も生きてきたし、自分のピッチングができたと思う。もう少し投げられればよかったけど、ゼロに抑えられたことはよかったよ。守備もよく守ってくれたし感謝したい。チームが逃げ切ることを信じて応援するよ」

栗山語録

栗山監督

Q.監督通算400勝を祝福された
「全員、何をしようとしているのか分からなかった。本当に選手が頑張ってくれたおかげ。感謝しています」

Q.中田選手が決勝の逆転2点打
「感動しました。本当に良かったです。心の中から何か湧き出るような勝ち。そうじゃないとチームは前に進まないと思っていた。ここから前に進んでいきたいと思っている」

Q.打順1番で起用した大田選手が先頭打者本塁打
「タイシは、本当に苦労してきたんだなと思う。『野球の神様』が打たせてくれたんだと思いました。野球への取り組みとかいろいろなことを見ていて、彼を見ていると野球の神様が祝福してくれると思っていました」

Q.好救援の鍵谷投手が勝利投手に
「本当に状態がいい。苦しいチーム状況ですがプラスなこと」

Q.6連敗がストップ
「計算して勝つとか、そういう状況ではない」

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