2017.06.13 TUE
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広報レポート<逃げることなく辛抱>

8回、四番手のマーティン投手
4打点の活躍のレアード選手

盤石のリリーフ陣が強みのファイターズではありましたが、6回に鍵谷投手が同点本塁打を浴びると8回にはマーティン投手が2点を献上しました。「打」は7回にチャンスを作りましたが得点を奪えず。再逆転とはいきませんでした。継投が崩れ、カード頭を落とす手痛い1試合となりました。

事実上、中継ぎ陣が打たれたことは間違いありません。しかし、今までの貢献があることから責任を負わすわけにもいきません。鍵谷投手はリーグ最多登板となる32試合を投げ、12試合連続無失点の記録を作っていました。先日10日のジャイアンツ戦では8回を三者凡退に抑え、勝ち投手に。お立ち台には上がりませんでしたが、チームの連敗を止める隠れヒーローとなっていました。マーティン投手も今季12試合に登板し失点は僅か「1」。素晴らしい成績を残しています。無失点に抑えることが絶対的な役割。1イニングを抑えることが簡単そうに見えがちですが、その責任感から想像以上の重圧がかかっていることも事実です。どのポジションでも失敗はつきものです。ひとつのミスから学ぶことができるかどうか。次の登板で前に進めるかどうかが大きなポイントとなってきます。

一方、投手陣を助けるのが打者陣の役割となっています。復調の兆しを見せるのが打順を入れ替えた中田選手の活躍。勝ち越しの本塁打を含む猛打賞でチームに大きく貢献。そして、4番・レアード選手が1本塁打4打点の活躍を見せました。2人で総得点数5得点を挙げました。投打が噛み合うまでは辛抱となりそうですが、この2人の調子が上がってくればチームの状態も必然と上がってくるはずです。

先発投手コメント

先発の加藤投手

加藤投手
<5回 87球 打者20 安打5〈本塁打1〉 三振5 四死球0 失点・自責点4>

「先制してくれた直後にもったいない形で点を取られてしまい、流れを止めてしまいました。チームの足を引っ張り申し訳ない気持ちでいっぱいです。(投球内容は)決めるところで決められなかったですし、要所で高めに浮いてしまったことが反省点です」

栗山語録

栗山監督

Q.7回のチャンスを活かせなかった
「チャンスはそうそうないんだけど、結果的にこうなって監督のせいなんだなと」

Q.マーティン投手が崩れた
「いい球は行っているんだけど、しっかり捕まっているのは事実だから」

Q.中田選手が本塁打を含む3安打
「バッティング練習から少しずつよくなっている。前に進んでいると思う」

Q.加藤投手はリードを守れなかった
「加藤らしい、とはいえないけど、(本人も)何か感じるものはあるだろう。勝たせてやりたかった」

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