2017.06.15 THU
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広報レポート<持ち味を発揮すること>

好走塁をみせた大累選手
追加点となるヒットを放つ西川選手

一塁後方ファウルゾーンにあがった打球を一塁手が捕球すると、三塁走者・大累選手は躊躇することなくスタートを切りました。持ち味の快足を飛ばし勝ち越しのホームイン。機動力を生かした走塁がチームを勝利に導きました。

試合は中盤に入るとスタメン以外の選手はベンチ裏で本格的に準備を始めます。スイングルームでの素振り。狭い通路でのダッシュ。常に試合の流れを把握しながら、自分の出番を待ち続けます。8回の攻撃は矢野選手から始まりました。代打の切り札として打席に送られた矢野選手が左前を打ち、ジャイアンツ時代からの後輩に手本を見せるかのように職人技を披露。続く、大田選手も左前を打ち、チャンスメーク。そして、ベンチ裏の狭いスペースでダッシュを繰り返していた大累選手が矢野選手の代走に送られました。ジャイアンツ勢の活躍で一気に勝ち越し点を奪いました。ヒーローインタビューで口にした「仕事したな、と思いました」の言葉は慢心から来た言葉ではなく自分の役割を明確にしている証でした。瞬時の判断でホームを陥れた好走塁は誰もができることではありません。自分の武器を存分に発揮した大累選手が自ら勝ち取ったものでした。

昨年果たした逆転優勝の起点となったのは、このナゴヤドームでした。先発した大谷投手が8回無失点の好投で同一カード3連敗を阻止すると、交流戦明けのリーグ戦では怒涛の15連勝。上位を走るホークスとマリーンズ相手に3タテを奪うなど、ゲーム差を一気に縮めました。昨年の交流戦明けの勝敗は68試合36勝31敗1分。そして、ファイターズの現時点は61試合26勝35敗、次のカードを3連勝すれば29勝35敗で交流戦を締めくくります。貯金5と借金6は確かに大きな違いですが、昨年の追撃を再現し、大型連勝を実現すれば逆転優勝も夢ではありません。まだまだ諦めるわけにはいきません。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<5回2/3 100球 打者24 安打5 三振3 四球2 失点・自責3>

「5回も6回もヒットを打たれたあとにフォアボールを与えてしまったので、流れがよくなかったです。(6回の)大島さんのところも、カウント負けしていたので、よくなかったです。野手の皆さんが点を取ってくれたんですけど、点を意識しながら投げてしまい、難しさを感じました」

栗山語録

栗山監督

Q.上沢投手が6回途中まで好投
「内容も素晴らしかった。またチャンスはある」

Q.外国人選手2人が負傷で途中交代
「心配事が多くて頭がいっぱい。今いる選手がベストだと思ってやるしかない。試されていると思っている」

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