

広報レポート<ファイターズらしく戦うのみ>


きょうから始まった「北海道シリーズ2017 HOKKAIDO be AMBITIOUS」シリーズでは、AMBITIOUS(大志=夢)をテーマに左胸に「HOKKAIDO(H)」が刻まれた限定ユニフォームを着用し試合に臨みました。7月に入って2勝10敗と低迷しているファイターズは31,515名のファンが駆けつけた本拠地・札幌ドームで再出発を図りましたが、苦難の船出となりました。
ファイターズ打線が対峙したのは、6月25日の前回対戦で8回を無得点に封じ込まれた岸投手。攻略の糸口を見つけられず得点を奪えることができませんでした。マウンドに上がった上沢投手は6回を投げて2失点の内容。白星こそはつかなかったものの、安定感のあるピッチングは試合を作ってみせました。チームにとってプラス材料になったことは間違いありません。自身3連勝とは行きませんでしたが、この3試合での登板は文句のつけようがありません。試合の勝敗を気にすることなく辛抱して投げ続けることが結果につながっていくはずです。
西川選手の右越え2ランが出た8回。札幌ドームの雰囲気は諦めていませんでした。逆転を信じてプレーする選手たち。そして、逆転を信じて応援するファンの方。結果には結びつきませんでしたが、全員が求めているものは一緒でした。最後の逆転を信じて応援するファンの方のためにも、何が何でも同一カード3連敗を阻止しなければいけません。
先発投手コメント

上沢投手
<6回 96球 打者27 安打8〈本塁打1〉 三振6 四球1 失点・自責2>
「先制点を取られたことは、今のチームの流れとしては良くはなかったです。その中でもある程度は粘って投げることはできました。最少失点で、つなげていければ何とかなると思ってはいました。最低限の仕事はできましたが、欲を言えばもう少し長いイニングを投げたかったです」
栗山語録

Q.岸投手にわずか1安打、無得点に終わった
「申し訳ありません。しっかり点を取れるように、やります」
Q.西川選手が追撃の2ランを放った
「それぞれが、それぞれの場所で、やるべきことを考えてプレーはしている」
Q.上沢投手は6回2失点と力投
「先発投手が試合をつくるのが戦う上でのベースになる。(敗戦は)投手の責任ではなく、こっちの責任」